少しづつ

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星野さんの思い出

2018年01月07日 08時44分34秒 | 野球
 星野仙一さん、天国へ召されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

後楽園球場でお見かけしたのは昭和55年秋。
抑えで出て来たのだがリリーフカーには乗らず
ゆっくり歩いてマウンドへ向かいましたね。

晩年はショートのヘディングに激怒してグローブを
叩き付けたり、守備位置を怒鳴りながら指示して投球
していたのが印象的でした。

監督になられてからは乱闘が有名だったけど一番印象に
残っているのは中日巨人戦で星野監督がアンパイアに抗議中
巨人ベンチから野次が飛び
(一説には松原コーチが「こんな時ばかりしゃしゃり出るんじゃねぇよ
仙公」と言ったからとか)
これに激高した星野さんが巨人ベンチに詰め寄り止める水野をひっぱたき
原がなんとか抑えてその場は収まった事がありましたな。

私はヤクルトファンなので大杉さんが星野投手に一試合で数度
デッドボールをぶつけられてこれにはまだ血の気のが多かった
大杉さんがマウンドへ走って行き星野さんの胸ぐら掴んだのでありました。

実は大杉さんは同じ岡山出身の星野さんを新人の頃から
可愛がっていて飲みに連れて行ったり話相手になったりと
世話をしていたのであります。

あのデッドボール事件を後に大杉さんが回想して
「マウンドへ行って星野のユニフォームを掴んで捩じ上げたら
あいつが笑いながら「こんなにお世話になっている大杉さんに
僕がわざとぶつけるわけがないじゃないですか」と申したそうな
それを聞いて大杉さんもその場で(それもそうだな)と納得。
したものの自分でも制御出来ない怪力で星野さんを掴んでいる
手が自分でも離す事が出来ない。 というのが内情とのこと。


今頃フィールドオブドリームズで再会して笑顔でお話ししている
姿が浮かんできます。
闘将星野仙一さん、安らかに
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