凄いのが高校野球に居るらしいと少年マガジンか何かで見たのが最初。
野球大好きな水島信二先生が対談して意気投合したらしい。 確か最初の甲子園は
悪送球で負けたという気がする、これは水島先生が漫画にして実際に書いていた。
投球練習から一球投げるたびにどよめき、いざ試合が始まるとファウルチップしただけで
大歓声。 高校時代の映像があまり残っていないのが残念だが記憶にはハッキリ残っている。
甲子園で同時期に出場していた達川は「作新のキャッチャーこないして取っておったからね」
とキャッチャーミットを下に向けて浮き上がってくる球を受けるジェスチャーをしていた。
当時はハイセイコー、田中角栄、江川が騒がれていた。
人身売買のドラフトによる月日が数年、プロデビューした時は２軍戦にも関わらず後楽園球場から
生中継。相手はロッテだったが風の強い日で打ち取ったフライも安打になったりイマイチの結果。
日本の節目だった１９８０年を経て本格化したのが１９８１年。
曰く
江川が投げると試合が早く終わる、セカンドまでランナーが行かないと本気を出さない
バッティングが好きなので隙あらば練習中にバッティングゲージに入って見つかるまで
打撃練習していた 等々
生で観た江川は確かに速かった、当時のスピードガンは球場によってバラツキがあり、ナゴヤ球場
は早く出る。後楽園はそれより遅い表示になる。フジテレビの野球中継ではピッチャーの初速と
終速が表示されて江川と角は初速と終速の差があまりなかったのが印象に残っている。
全盛期と呼ばれる期間が短かったのは名投手に共通しているのかもしれない
