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皆様こんばんは、スピンクルです。
今は大阪セッションの合間にブログを書いております。
本日は先日記事にも取り上げましたエリザベス女王の国葬が、まさに今執り行われております。
日本時間午後6時45分にウエストミンスター寺院に向け、女王の棺が移動され、7時過ぎから先ほどまで寺院において国葬が厳かに行なわれていました。
現在は、昨年亡くなられた女王の伴侶『フィリップ殿下』が眠るウインザー城にある「セントジョージ礼拝堂」に向けて、3時間掛けて再び移動されたようです。
私もイギリスからの生中継を観ながらこの記事を書いているのですが、イギリスの伝統様式に則って、粛々と大変厳粛かつ女王の威厳を感じさせるような国葬の様子に、改めてエリザベス女王の偉大さを再認識しております。
さて、そういう事で本日の記事は、先日触れなかった『エリザベス女王の過去世』を中心に述べていきたいと思います。
・エリザベス女王の過去世
今世で若干25歳から70年にも渡り、かつての大英帝国『イギリス連邦』を統治し、世界にリーダーシップを発揮したエリザベス女王ですが、過去世はどのような人生を送っていたのでしょうか。
私の見解で、これからお話していきたいと思います。
過去世での女王は、ある地方貴族の家に、「次男」として生を受けました。
領主である父と母、それを将来受け継ぐ予定の兄と、将来は同じ貴族の家に嫁ぐであろう妹のいる環境で育ちました。
そのような環境で何不自由無く健やかに育ったかつての女王でしたが、15歳の頃に転機が訪れます。
隣の領主との争いの中で、当時の父が領地拡大に失敗し半分の領地を失い、同時に身体に障害を負い急速に領民に対しての影響力を失っていきました。
それを打破しようと色々と腐心しましたが、流れの勢いは止まらず、とうとう領主としての威厳を失い、追われるように先祖代々守ってきた領地から離れざるを得ませんでした。
その際、当時の女王は兄と共にどうにか一族の再興を願い、落ち込む父親を支え、親戚のいる地域へしばらく留まる事となりました。
しかし、一族の再興どころか日々の生活もままならない状況で、頼りにしていた親類からも「お荷物一家扱い」をされ、プライドもズタズタになってしまったのです・・。
その中で、どうにか「最後の誇り」だけは失わないように耐え続け、兄とお互いを励まし合い、再興の機会を諦めず日々を暮らしていました。
そんな日々がいつまで続くのかと思っていたある日、希望が持てる情報が耳に入ってきました。
それは、当時広大な土地を治めていた「国王」からのお達しで、『この度強大なライバル国との戦争に入るが、その戦いにおいて功績が高い者に対しては、褒賞としてある一定の領地を与える』という内容でした。
今や自分らの領地を失った『身分だけ貴族』の一家にとっては、起死回生のチャンスでした。
兄と共にすぐさま当時の「王室」に届け出て、その戦いに参戦したのでした。
自らの兵隊さえも持たない女王と兄でしたが、もはやそんなハンディキャップも気にせず、先頭に立って戦功を上げようと奮闘しました。
そのかいもあって、見事にその戦いに勝利した過去世の女王とその兄は、貴族であるにもかかわらず命を惜しまず戦う姿が王の側近に認められ、戦功を上げた「殊勲者」として当時の国王から新たな領地を賜ったのです。
それから再び「一族の復興」を実現するために、当時の兄を補佐しながら領地を治めていきました。
しかし、それから数年後別の問題が勃発します。
これまで私心なく兄を補佐してきた女王ですが、どちらかというと兄は「領主」として威厳ある態度を領民に対して示していましたが、次男である女王は、領民との「信頼関係」を構築する「役割」を果たすために、領民との関わりが兄より多かった為、兄の感覚からすると「自分より弟の方が領民の信頼を得ているのではないか・・?」と感じ始め、しまいには弟である女王に「嫉妬の気持ち」を芽生えさせてしまったのです。
そうなると、「兄を補佐する行動」でさえ、兄にとっては「自分にとって代わる気ではないか?」と感じ、どんどん兄弟仲が悪化してきたのです。
幾度も当時の女王は誤解を解こうと兄に対して語り掛けようとしましたが、兄が女王の言葉を受け付けず、最終的には「領地からの退去命令」を出すに至ったのです。
小さい頃から大好きで、一族が危機に陥った際にも、一族の再興を願って参戦した戦争の際にもお互いを護ってきた兄からの仕打ちに、身も心も疲れ切った当時の女王は、これ以上いがみ合うのは耐えられないと、反論らしい反論をすることなく兄からの命令通り領地から離れたのです。
それからの女王ですが、当時の国からの要請で幾度かの戦争に参戦し、軍功を認められ「近衛隊の中隊長」として地方の城塞の守護や国内に点在する城の「警備隊長」として勤めていました。
その後、その働きが功を奏したのか、国王と縁のある貴族の娘と結婚し、小さいながらも自らの領地も得ました。
それからは、地道に領地の管理や国に対して忠実に仕え、60年余りの生涯を終えました。
そして、その臨終の際に過去世の女王はこう思ったのです。
「何不自由なく生まれ育った私であったが、途中で予想もしなかった苦難に見舞われた。
しかし諦めず頑張ったおかげで再び勃興したが、何よりも辛かったのが、一緒に頑張って来て尊敬もしていた兄からの残酷な仕打ちだった・・。
あれはきっと『言わずとも理解してくれる』という私の思いが、残念ながら兄には通じなかったということだ・・。
という事は、私に足りなかったのは「伝える努力」だったのではなかったか・・?
どんなに信頼している相手でも、時と場合によってはちゃんと『自分の気持ち』を伝える事が大事なんだろう・・。
そして、何より相手の立場に立って行動する事も大事なんだろう・・。
であれば、もう一度人生をやり直せるならば、次はちゃんと大事な人にこそ伝える努力を怠らないようにしよう!!」
そして、過去世の女王はいわゆる「天」に帰って行ったのです。
ここから今世での女王の一生を紐解いてみますと、今回は様々な数奇な運命を辿り、本来なら「王族の一王女」で終わるはずだった人生が、父であるジョージ6世が叔父のエドワード8世の「王位放棄」に伴う国王即位によって「王位継承者」になり、25歳の時に女王となりました。
そして、これまでの女王の行動や振る舞いを改めて考えてみますと、過去世での境遇が色濃く反映しているのではないかと思えてくるのです。
これまでの国王より、国民に対して身近に接し、親しみやすい「王室」を目指していたとメディアは伝えています。
その根底にある「想い」は、過去世での領民との信頼関係や身内との人間関係が、「コミュニケーション不足」により一度家が没落し、更に再興した後も兄との確執で不遇の日々を過ごした「無念の想い」が魂に刻まれていて、生まれ変わった今世でも何より重要視した証拠ではないかと思うのです。
記事を書いている間に生中継は終わりましたが、午後7時頃執り行われていた『国葬』の際には、ご自身の棺の前で威厳あるお姿で、じっと身じろぎせず立っておられました。
きっと今頃は、ウインザー城に向けて移動しているご自身の「お身体」と共に移動しているところでしょうか。
また日本時間午後11時過ぎから中継が再開するのでしょうかね・・?
もしウインザー城内のセントジョージ大聖堂での埋葬の様子が再び中継されたら、そこでのエリザベス女王の様子を確認したいと思います。
過去世にも貴族をされていた女王ですが、次の人生はどのような人生をお望みなんですかね?笑
また今世のような人生をお望みなんでしょうか。それとも当初願っていた「普通の生活」をお望みになるんでしょうか‥笑
とりあえずしばらくは、フィリップ殿下と共に過ごされて、ゆっくり思索されて「来世」をお考えになる事を心よりお祈りします♪
では、本日はエリザベス女王の「過去世」について触れましたが、また何らかの機会が訪れたら、次は新国王の「チャールズ3世」の過去世について触れてみようかなと思っています。
では、本日はここまでにしますが、私も台風14号が無事に日本列島を通過し、22日からの東京セッションが無事開催出来るように願いながら、今日は休みたいと思います。
では、本日はこの辺で。
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