「岡崎正義のかわら版」

スピリチュアルカウンセラー「岡崎正義」が、日々感じるこの世の事象を綴っていきます。

佐川元国税庁長官(元理財局長)の国会証人喚問についての雑感

2018年03月27日 20時43分52秒 | この世について

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皆さんこんばんは、スピンクルです。
ここ数日は春めいていて、半袖で過ごしております♪

さて本日は、先日触れた「貴乃花部屋暴行問題」の際に、日本社会の根底にある「忖度」の象徴である「森友学園問題」のキーマン、佐川元国税庁長官の国会証人喚問について触れてみたいと思います。

昨年2月に発覚した「森友学園」に対する国有地払い下げに関する問題で注目された「佐川元国税庁長官」の国会証人喚問が、本日朝9時半から参議院、午後2時から衆議院にて行われました。

国会での論点は、
「安倍首相及び昭恵夫人の関与があったのか」
「麻生財務大臣の関与があったのか」
「その他官邸や省庁からの圧力があったのか」
等でした。

それに対して、佐川氏は明確に否定はしておりましたが、与野党からの質問で核心に及ぶと、
「訴追の恐れがあるので、答弁を控える」を連発しておりました‥(笑)

僕の世代では「記憶にございません・・」を連発して有名になったロッキード事件の「小佐野被告」を彷彿とさせる答弁でした(笑)
当時は、雲行きがおかしくなった各家庭のご主人たちが連発したフレーズかと思いますが(笑)、平成の世は「訴追の恐れがあるので・・」となるのでしょうか(笑)

まあ冗談はここまでとして、私がこの両喚問を観た上での雑感を少し述べたいと思います。

一言で言うと、
「我々はちゃんと追求した!!」感がバリバリな、とてもよく出来た「喚問劇場」でした‥(笑)

衆参両院共に、雰囲気が違えど似たような内容で、真新しい情報も出ず、淡々と進んでいるように感じました。
大事な質問に及ぶと、「訴追の恐れがあるので・・」(笑)
まあ、見事な寸止め戦法でしたね‥(笑)

バラエティ番組の目玉企画での、
「このあとすぐ!!」テロップに匹敵する内容でした(笑)
結局は番組最後まで引っ張って視聴率をアップさせるテレビ局の思惑に乗っ刈ってしまうのですが(笑)、今回の証人喚問はそれを上回る技でした!(笑)

結局何も出ず・・・。

いやぁ、見事な「国会劇場」でしたよ‥(笑)

視聴率は稼げたんですかね?(笑)

今日の国会証人喚問で、我々国民は何を感じて、何を得たんでしょうかね?

「疑惑の解明」?
それとも、「忖度社会の根深さ」?

いやいや(笑)、「訴追の恐れがあるので・・」という、新たな流行語を得ただけです(笑)
世のご主人たち、良かったですね♪(笑)
これで何かあっても安心です(笑)

しかしながら、改めて思ったのが、「証人喚問」と位置付けておきながら、全く真相を究明しようとする姿勢も仕組みも持ち合わせていないのが、よ~く理解出来ました。

もちろん「法治国家」ですので、法に基づき社会は運用されるべきというのは理解出来ますが、大事な核心部分では証言者が正直に証言すると不利になってしまう「法体系」
諸外国のように「司法取引」的な制度が無いため、不毛な喚問となってしまう。

要は、質問をする国会側でさえも「忖度」なんですよ(笑)
答える筈がないという事を、事前に理解した上で、自身の役回りをしっかりと演じる真面目さ(笑)
身振り手振りを交えながら「熱演」している様子が、何かしらの「ドラマ」のように映ってしまうのは何故でしょうかね‥(笑)

ま、本来なら野党以上に追求しても良さそうな与党が及び腰な質問に終始しているのも笑えました♪
だって、場合によっては政権を揺るがすような事態ですよ?
疑いが単なる疑いなら、徹底的に追及して「疑惑」を晴らせば良いんです(笑)
そのような姿勢を見せれば、視聴者も「あぁ、与党側も真剣に追及しているところを見ると、単なる疑惑か・・?」と感じるかと思うんですけどね?(笑)

結局は与党側議員も「忖度」していたんでしょうね(笑)
もしかしたら・・・。という「想い」がどこかにあったのでは?といううがった見方をしてしまうのですよ(笑)
だから、本気で追及すると「藪から蛇が出るのでは・・?」と。
窮地に陥ると、人もネズミも猛然と襲い掛かってきますからね(笑)
噛まれてはたまらん!!ってとこでしょうか。

ここで少々「スピリチュアル」的な観点からこの問題を見てみますと(笑)、

「出世」や「野望」という類いの想いが、エリート街道を爆走してきて、順調に階段を上ってきた佐川元国税庁長官を「暴走」させてしまったのが、そもそもの原因なんですよね・・。

根底は先日の貴乃花親方の例と一緒なんです(笑)
信念に基づいて行動してきた人が、「雑念」を抱いた瞬間に「暴走」してしまい、社会もっと言えば「上の世界」からもストップを掛けられてしまう。

私が今日国会喚問中継を通じて佐川氏を視てみて感じた事は、
「省庁なら『日常業務』くらい当たり前の特例決裁が、なぜ私の時だけこんなにもクローズアップしてしまったのか・・?」という感情と怒りでした。

そりゃそうでしょう(笑)
「忖度」が出来ないと上が目指せない「官僚」の世界ですから(笑)

よりによってという思いが、佐川氏には強く芽生えるでしょうね・・。

しかし他の上級官僚と佐川氏が違ったのは、同じ財務省内の「仲間たち」を、「ライバル」を飛び越えて「敵」と位置付けた事でしょうね。
そのエネルギーは、そっくりそのまま本人に返ってきますからね・・。

まあ、あまりメディアでは報じられませんが、ネット上では更なる疑惑が「近くに」存在しているようですが‥(笑)
そちらは追及しないんですかね?
政権としては物凄く美味しい「疑惑」と思うんですけどね♪
なにか「事情」でもあるんでしょうかね?(笑)

結局は与党も野党も政府さえも「忖度」まみれって事でしょうか(笑)

次なる良質な「国会劇場」が開幕する事を期待して、本日のグダグダな内容の記事を終わりたいと思います(笑)

それでは、またの機会に。


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