内宮から猿田彦神社へ。境内には天宇受売命(あめのうずめのみこと)が祭神の佐瑠女(さるめ)神社もあります。天宇受売命とは天岩戸開きの時に活躍し、後に猿田彦命の妻になったとされます。猿女君の祖神でもあります。猿田彦命は大鳥居をくぐり、境内を進んだ正面本殿。天宇受売命は境内大鳥居のすぐ横手と、夫婦であるにも関わらず別々に祀られていてどこか違和感がある配置です。


古事記には邇邇芸命(ににぎのみこと)が天降りしようとした時、「天から地へ通じる色々な道が集まった要の場所に居て、光って上は高天の原に輝き、下は葦原の中つ国に輝いている神あり」と立ちはだかっていた神を猿田彦命とし、日本書紀には容貌を次のように記しています。「鼻の長さ七握、背の高さ七尺あまり、正に七尋というべきでしょう。また口の端が明るく光っています。目は八咫鏡のようで、照り輝いていることは赤酸漿に似ている」これほど具体的に顔や姿形に到るまで描かれている神は猿田彦命意外にはいなく、それが何故なのか謎になっています。
この猿田彦神社の目と鼻の先に牛谷坂があります。この場所に現れた牛鬼が名前の由来とされています。牛鬼に関する由緒書きも看板も何もないので、牛鬼伝説を知らない人からすれば本当にただの坂道です。で、その変哲もない坂道を写真に撮っている俺は端から見れば限りなく怪しい奴ですよね(笑)。


古事記には邇邇芸命(ににぎのみこと)が天降りしようとした時、「天から地へ通じる色々な道が集まった要の場所に居て、光って上は高天の原に輝き、下は葦原の中つ国に輝いている神あり」と立ちはだかっていた神を猿田彦命とし、日本書紀には容貌を次のように記しています。「鼻の長さ七握、背の高さ七尺あまり、正に七尋というべきでしょう。また口の端が明るく光っています。目は八咫鏡のようで、照り輝いていることは赤酸漿に似ている」これほど具体的に顔や姿形に到るまで描かれている神は猿田彦命意外にはいなく、それが何故なのか謎になっています。
この猿田彦神社の目と鼻の先に牛谷坂があります。この場所に現れた牛鬼が名前の由来とされています。牛鬼に関する由緒書きも看板も何もないので、牛鬼伝説を知らない人からすれば本当にただの坂道です。で、その変哲もない坂道を写真に撮っている俺は端から見れば限りなく怪しい奴ですよね(笑)。

一番好きな女神様です。お慕いするあまり、思わず、写真に手を合わせてしまいました(笑)。
赤猫さんはさすが、牛鬼伝説にお詳しいですなあ。さすが。
それにしても、猿田彦命、口の端が光っているって、今で言うピアスみたいなのしてたんでしょうか。それとも、八重歯が白くキラリと光ってた? 目は八咫鏡のようって多分大きいって意味合いですよね? その上、ホウズキみたいに照り輝いているって、一体どんな人種(神種?)だったんでしょうね(悩)。この神様のこと(+ウズメ様のこと)を考えると、ついつい想像が止まらなくなっちゃいます(笑)
それが好きになったきっかけのひとつでもあるんですが。
猿田彦の容姿によくにたのがもう一人(匹)?
日本書紀には「眼は赤酸漿のようである。松や柏が背中に生え、八つの山・八つの谷の間に一ぱいに広がっていた」ヤマタノオロチですね。天照大御神は蛇神という説もあるし、猿田彦は伊勢の神でもあったが、出雲の神でもあったというし、もしかすると何か繋がってるかも。
で、猿田彦も実は怨霊で、猿田彦神社の配置からウズメさんは猿田彦を見張っているのではないかと推測されています。天照大御神が取って代わった、元々伊勢の地で太陽神として祀られていた猿田彦。比良夫貝に手を挟まれて溺れ死んだと古事記には書かれてますが、この貝が謎の貝で、ここからまた色々な推測が生まれるわけです。
貝に挟まれて溺れて死んだというのは、女の武器を使った女(つまりウズメ様)の謀略によって死んだという意味だって、ずっと思ってます。天照大神も、最初にサルタビコのところにウズメ様を向かわせるとき、ウズメ様に、「お前はか弱い女であるが、お前に敵対する神に向かい合ってにらめっこをして、けして負けることがない神である。だから、お前が一人で行って来い」って言ってるし、絶対そうですって。ウズメ様は相当な美女、そして女傑だったんですよ、きっと。
ふふふふふ。やっぱり、胸が躍りますね、ウズメ様のお話は。←お前だけだ(笑)。
当時、貝という言葉は女性を表していたそうなので
比良夫貝って、比には並ぶという意味があるので、
つまるとこ夫に並ぶ妻が素晴らしいとも取れるし、それともそんなに武器が素晴らしかったのかとも考えられますが(笑)。
火の鳥のウズメさんのキャラも好きですね。