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まずは何をしよう

水晶岳登山記録 Ⅲ.2日目続編「水晶岳登頂し三俣山荘テント場へ」

Ⅲ.2日目続編「水晶岳登頂し三俣山荘テント場へ」
何故そんなに水晶岳登頂にこだわるかというと、山頂からの景色に憧れていることが想像できるからです。
地図を見ると地形的に景色が良い条件が整っています。
・名峰と呼ばれている山々のど真ん中に位置している
・水晶岳は3000m級の山で360度見渡せる
すなわち、水晶岳の山頂に立つと、山の尾根が波に様に全方角より押し寄せてくる夢のような景色を見ることが可能だからです。

想像が実現になり念願がかなった一日を伝えます。

---- 目次 -----
1.日程
2. 基本情報(水場、トイレ、山小屋、テント場)
3. 出会い・アクシデント
4.コース紹介
①鷲羽岳山頂より ~ 水晶岳山頂へ
②水晶岳山頂からの景色
③水晶岳山頂より ~ 三俣山荘テント場
5.まとめ

では、目次に沿って……

1.日程
10月1日
  鷲羽岳6:00 → 8:10水晶岳8:30 → 9:10水晶小屋9:20 → 黒部の源流11:00 →
 11:40三俣山荘テント場


2.基本情報(水場、トイレ、駐車場、山小屋)
①水場:水晶小屋のみですが、黒部の源流に行くまでの沢の水は飲めそう(個人的見解)三俣山荘も途中から引き込んでいるようだ?
②トイレ:水晶小屋までありません
③山小屋:食べる物については問題なし
④テント場:三俣山荘テント場か雲ノ平小屋テント場のみです
 
3.出会い・アクシデント
①大阪から来た70歳前後のしぶとい親父
 ワリモ岳辺りから見かけて、水晶岳頂上まで前後しながら同じタイミングで着きました。関西弁丸出しで語尾がはっきり聞き取れない言葉を発するので、変に解釈したらリピートされました。頑固親父ぽいけど、水晶小屋でTシャツを買って帰るとうれしそうに話していました。山の名前分かるかと聞かれて、360度説明した後の喜びようが可愛かったです。憎めない親父という感触!
今日の目的地双六小屋までこれから行くと言って降りていきました。
②登山者層
 雲ノ平周辺の登山者は9割方が単独で、話好きなのか寂しいのかよく話しかけられました。連泊の人が多くて4泊目という方もいられた一方、トレランの日帰りの方もいましたね!兎に角合う人全員異次元の人間に見えました。

4.コース紹介
①鷲羽岳山頂より ~ 水晶岳山頂へ

*朝日に照らされたワリモ岳です。鷲羽岳山頂から水晶岳山頂までは稜線歩きとなります。雲ノ平周辺の山域はこのような感じの山道なのでストックを使って歩くのも手かなと思いました。右側は野口五郎岳・烏帽子岳への稜線で、水晶岳への稜線はワリモ岳で隠れています。
NO2559

 

*オコジョを初めてみました。石の塊をねぐらとしているのか、石の上を飛び跳ねたり、隙間に隠れたりしながらぐるぐる回っていました。すばしっこいので写真を撮るのが大変難しく、これも少しシャッター速度が足りずにブレた写真となっています。予想以上に小さくて(体長20cm位)しぐさもすごくかわいいのですが、雷鳥のためにはよくない動物なのでダメ!
シャッターチャンスを逃すまいと焦って撮ったのですが、石をくるくる飛び回っていたので今思えばシャッタースピードを変える余裕がありましたね!兎に角動作が速い!
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*朝日が遮光している感じが良いですね!途中振り返りざまに撮りました。左端が鷲羽岳・中央ワリモ岳で登山道が左端下部までつながっています。
右端は三俣蓮華岳・遠方へ丸山・双六岳・そして奥が笠ヶ岳となります。鷲羽岳山頂奥に御嶽山
斜光角度がバッチリでお気に入り写真のひとつですね
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*右、祖父岳・黒部五郎岳を撮りました。
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*歩いている方は人物紹介で登場した関西親父です。正面水晶岳に向かう後ろ姿に人生を感じますね!70歳?になってもチャレンジ精神には頭が下がります。今頃、水晶小屋で購入したTシャツ着ているかな…… 気持ち若いよな!
そして何と!赤牛岳前方右側に「ドカンと」立山連峰が出現しました。思わず興奮です「おぉ~」

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*水晶小屋に到着です。此処から野口五郎岳・烏帽子岳への稜線の分岐点があります。それを撮った写真です。中央が野口五郎岳・左へ烏帽子岳です。逆光なので暗くなってしまいましたが、水晶小屋と一緒に撮りました。太陽光パネルが設置されていますね!昨日9/30宿泊者で小屋締めとなっています。帰りに小屋のテラスで休憩してoreo一袋食べて空腹を僅かながら満たしました。本日10/1小屋締め作業をしていましたが3日かかるそうです。既に屋根のとよは外されており、小屋前にはバーゲンセール?飲料水ペットボトルが安く売っていました。(通常の飲料水も正規価格で無人販売中)

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*朝日が当たり陰影ができた感動の写真です。今までで一番格好良い「針ノ木岳」を見ました。(奥から2列目の中央)
奥左より白馬三山・一番低い唐松岳・五竜岳・双耳峰の鹿島槍ヶ岳・手前中央針ノ木岳・右が蓮華岳
更に手前が烏帽子岳・左下に黒部湖
 こんな景色を見るために苦しい道のりを歩んでくるんだと実感した瞬間です。
 息を停めましたね、全ての山に威厳があり格好いい!お気に入りのお気に入りです
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②水晶岳山頂からの景色
 水晶岳山頂に立つと、大パノラマの一言です。360度、山並みが幾重にも重なって波のように押し寄せてくる感じです。北アルプスのおへそと言われているだけあって此処でしか味わえない風景が広がっています。
 ちなみに遮る物はひとつもないので360度視界は全て私の物です!!!

*牛の背に似た赤色の赤牛岳の奥に立山連峰が迫っています。真中央奥に△の頭を出しているのが剱岳です。その右側ピークが雄山です。風格が伝わってきて「しびれっぱなしです」
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*薬師岳カールもバッチリ見えます。薬師岳登頂時に水晶岳を望みましたが、見て感激する山でなく登って感激する山だと今回判りました。
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水晶岳山頂から振り返ると歩いたルートが一望できます。右端が鷲羽岳山頂となり、登山道は槍ヶ岳まで続いています。弓折乗越で間近に見えた槍ヶ岳が遙か遠くに見えますね
左端標識が水晶岳頂上
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*此処は雲ノ平(中央の台地)の好展望台で、雲ノ平山荘も豆粒ほどですが見えます。台地になっているので必ず下って登らないと雲ノ平には行けません。
奥は黒部五郎岳でカールがしっかりと確認できます。右、北ノ股岳から黒部五郎岳への稜線がくっきり見えますが過去に歩いたことが蘇ります。

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*兎に角、山の深さは脅威としか言えません。
一番奥に△の頭が常念岳・手前に槍ヶ岳穂高・焼岳で、山頂から鷲羽岳までのルートが一望です。水晶岳の山頂標識がレトロタッチで良い味出してますね
NO2593

 

*水晶岳の星を掴んだ一瞬です。「丸くなるな、星になれ」実行した瞬間です。
 すっきりした表情を浮かべていますね!
頂上は非常に狭く休憩を取れるような地形になっていないので、写真を撮り20分ぐらいで下山しました。


NO2596

 

*左端、野口五郎岳は余り目立たない存在ですが、陽が上がってきて逆光が解消されたので撮りました。
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③水晶岳山頂より ~ 三俣山荘テント場
 ワリモ北分岐を右に折れて100mほどで岩苔乗越分岐に出ます。黒部川源流方向に進みます。人影がない熊が出そうな沢沿いを歩き、すれ違った人は一人だけでした。
 道を間違えたのではと思うほど下り続けます。
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*雲ノ平に行く方面との分岐です。右の川を渡ると雲ノ平方面となり、いきなり雲ノ平の台地に上がるための急騰となっていました。川の橋は、ロープ一本の手すりでスリリングありあり状態です。
 三俣山荘方面も此処から急騰になり山荘まで登りが続いていました。(テントを張った横の通路に出ました)

NO2618
 

「黒部川水源地標」です。たまたまツアーの方たちが此処にいたのでこれに気が付きましたが、居なければ確実に通り過ぎていました。イメージとしては、わずかな水の流れの沢が水源地だと想像していましたが「このあたりの数ある沢の水源を総括して水源地と呼んでいるようです。←ツアーガイドさん曰く」
確かにこの辺りは沢の水があちこちで湧き出しています。しかし、ガイドブックに載せるほどのものではないと思いました。
NO2619

 

 一本の水源を記録として写真撮りました。こんな感じの沢水が多数線を引くように流れて黒部湖まで…… いってらっしゃい!
NO2622

 

*三俣山荘テント場帰還して、二日目の受付を済ませ遅い昼食となりました。ビールを購入するつもりは全くなかったのですが、受付の時に「今シーズンのビール在庫なくなるためビール購入一人/一本ですがどうされますか?」と言われたら… 知らないうちに缶ビールを持っていました。
 「水晶岳登頂祝いということで飲むこととしました!」
昼用に作ったアルファー米は、袋麺と食べましたがうまさを感じなかったため半分以上ゴミとして持ち帰りました。(残りの今夜・明日朝食2食分も食べずに持ち帰り)
 袋麺は大変おいしくいただきました。
 平たい石をテーブル代わりに太陽の下、のんびり気持ちの良い昼食タイムを味わうことができました。

NO2624

 

*昼食タイムを楽しみながら飲み終わった黒ラベルの空き缶を見ていると、写真のような光景が目に留まり、シャッターを押しました。私しか解らないお気に入りの写真となりました。
 「帽子を被った私の影&黒ラベル、そして星を握りしめているのが私の手」
そうです、遂に水晶岳の星を掴んだのです! 黒ラベルのキャッチコピー「丸くなるな、星になれ」そのものです!
 思い出に、この黒ラベルの空き缶はつぶさずに家に持ち帰り記念品として事務所の本棚に飾る事としました。
NO2625


*昼食が終わり急速タイムに突入です。
陽が当たっている温かいテントの中で、入り口を全開にして寝袋を枕代わりに入り口に置いて空を見ながらウオークマンを聞いたり地図を見たり…… うとうと……

*夕方になって雲が湧いてきて夕景撮影はできず。

*就寝前に袋麺を食べて19時に就寝です。お腹の調子が心配だったので本日も連日貧相な食生活でした。 朝食:アルファー米
おやつ:オレオ一袋
昼食:袋麺&アルファー米半分
夜食:袋麺
 
*二日目の三俣山荘伝言板です。明日の天気も「晴れ」です。
NO2626




5.まとめ
 水晶岳頂上で会った方2名(1名は関西の親父)の話だと「2度と来られる場所ではない」と皆さん言っていました。私も同感です。日程と天候との絡み、そして体長も関わってきますので中々来られる場所ではないです。
 会う人会う人気持ちが若く、素敵な笑顔の持ち主です。
 今日一日は異次元の世界に入り込んでいたような感覚で、会話した全ての人達も異次元人ですね!
 ストレートに「良い一日でした。」異次元記念日です。


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