立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

花の色はうつりにけりないたづらに

2012-07-07 08:49:59 | 日記

クイーンエリザベス 満開の翌日になると、少しずつ色があせてきました。

小野小町の有名な和歌ですね。 題名の上の句に、「我が身世にふるながめせしまに」と 下の句が続きます。

解説を載せておきます。 http://www1.ocn.ne.jp/~montaro/waka/haru.html

「いたづらに」とは、「無駄に」というような意味です。現代語の「いたずら」とは関係ありません。
「世にふるながめ」とは「世に降る長雨」、さらに「長雨」と「眺め」が掛詞になっています。
つまり、長雨をぼんやり眺めて、無駄に時間を過ごしていたら、いつの間にか花の色も
移ろっていってしまった、というのが素直な解釈です。しかし、この歌には隠れた意味があるのです。

小野小町といえば、絶世の美女。しかし、花がいつかは枯れていくように
その美しさも永遠ではあり得ない・・・つまり、「花の色」とは自らの美しさのこと。
「世にふる」の「ふる」は「降る」の他に「経る」、時が経っていくことを意味します。

長い雨が降っているのをぼんやり眺めているうちに
花の色は移ろっていってしまった。
私のこの美しさも同じように、無駄に時間を過ごすうちに
失われていってしまうのだ・・・

満開のパパメイアン、やはり「野に置け」バラの花 切り花より、地上で花開いたほうが美しいと思いました。


バレーリーナの舞い初め(7月6日)

2012-07-07 08:47:59 | 日記

今朝の庭では、淡いピンクのバラ「バレーリーナ」が舞い初めました。

ハイブリッド・ムスクローズ「バレーリーナ」

【特徴】四季咲き。半横張性の樹形で、無剪定だと2m前後まで伸びる。
花は一重の平咲きで、外側が濃いピンク、中心部が白となる。花の直径は3cm前後と小さいが、花数の多い房咲きになるため満開時は見事。花持ちもよく、長期間花を楽しめる。

 

満開になった薔薇の花は、あまり品がよくないのですが、クイーンエリザベス(左)は如何でしょうか?

右の暗赤色のパパメイアンは、開花二日目に切り花にして、家の中で咲かせました。今日が4日目です。

 

このパパメイアンは、今朝開花した3番目の花です。翌日になると左のように大きく花開きました。(7月7日追記)