数年前、苫小牧市にある「北大研究林」で見かけたヤマボウシに憧れ、家の庭にも植えてみました。
中々、花がつかず、植えて3年目の昨年から数個の花をつけるようになりました。今年は2個です。
・水木(みずき)科。 http://www.hana300.com/yamabo.html
・学名 Cornus kousa
Cornus : ミズキ属
kousa : 昔の箱根の方言で、
ヤマボウシを「クサ」と呼んだ
Cornus(コーナス)は、
ラテン語の「cornu(角)」が語源。
材質が堅いことから。
・開花時期は、 5/ 5頃~ 6/15頃。
・「山法師」の名前は、
中央の丸い花穂を坊主頭に、
4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえた。
・秋には実がイチゴのように赤く熟す。
・花水木とよく似ているが、
咲く時期が花水木より2週間ほど遅く、
また、花の先端がとがっている(花水木は
丸い)ことから区別できる。
・中国名は「四照花」。
枝いっぱいに花が咲いたときの、
四方を照らす様子を表現している。
・別名 「山桑(やまぐわ)」
実の表面が桑のように
ブツブツしているので。
ちなみに 桑 の別名も「山桑」。
・6月15日の誕生花(山法師)
・花言葉は「友情」(山法師)
・「この夕(ゆうべ) 柘(つみ)のさ枝の
流れ来(こ)ば
梁(やな)は打たづて
取らずかもあらむ」
万葉集 作者不詳
柘(つみ)= 山法師