写真は、昨年の「アカバナ山法師」の写真です。こんなに沢山の花がついていました。
今年は、一本の木にたった2個しか花がつきませんでした。そのわけは?と調べてみました。
若いうちは、隔年毎に、多い・少ないを繰り返し、成長すると安定するようなことが書いてありました。
子育てについても、家の子どもが小さかった頃は「スポック博士・・・」が人気がありました。
私は、あえて、スポック博士は無視して、日本式の「おんぶ・だっこ・母乳」の密着育児をしました。
「到知」という雑誌のメルマガに、こんな記事が載っていました。私は正しかったと安心しました。
◆致知出版社の「人間力メルマガ」-----2012年7月16日 ◆
いま、授業が成り立たない「新型学級崩壊」に、
教師たちの精神疾患が後をたたないといいます。
現在発行中の『致知』8月号では、
明星大学教授の高橋史朗氏に、
驚くべき教育現場の現状と氏が提唱する
「親学(おやがく)」についてお話しいただき、
ただいま大きな反響を呼んでおります。
本日はその記事の一部をご紹介いたします。
┌───教育現場からの提言─────────────────────┐
「親学(おやがく)のすすめ」
高橋志朗(明星大学教育学部教授)
『致知』2012年8月号
特集「知命と立命」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201208_pickup.html#pick3
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私が提唱する「親学」とは、
親が親として学んでいくこと、
つまり親になるための学びを指します。
かつて3世代同居が当たり前だった時代、
子育ては祖父母から次の世代に自然と受け継がれていたため、
伝統的な子育ては当たり前のように継承されました。
しかし高度経済成長期に核家族化が進むとともに、
家庭での伝統的な子育てが揺らぎ始めたのです。
その原因となったのが『スポック博士の育児書』でした。
この本は欧米流の合理的な育児方法が紹介されており、
当時の厚生省はこの本を土台にして
『母子健康手帳副読本』を作成したのです。
例えばここには、赤ちゃんが突然「わーっ」と泣き出しても
親は構ってはいけないとあります。
これは厳しい社会を生き抜けるよう、
甘やかしてはいけないというアメリカ社会の理論によるものです。
一方、日本では昔から赤ちゃんが泣き出したら、
親はしっかりと抱きしめてきました。
そもそも家庭教育のベースに愛着形成があり、
無条件で丸ごと受け入れることで親子間の
「基本的信頼関係」が構築されてきたのです。
そしてこの基本的信頼関係が育まれる中で、
子供の対人関係能力や自己制御能力などが培われてきたのです。
13年前、学級崩壊が報じられた新聞記事には、
この問題と関連したある調査結果が載せられていました。
現場の保育士456名に、
園児に起きている変化を尋ねたところ、
大きな変化が2つあるというのです。
1つは対人関係能力の未発達、
そしてもう1つが自己制御能力の欠如でした。
欧米流の育児書が出回ったことで、
年々日本の伝統的な愛着形成が不足する事態を招き、
これが学級崩壊という1つの現象へと繋がっていたのです。
赤ちゃんが急に泣き出すケースにしても、
生後20か月までは退行期(むずがり期)で
赤ちゃんの脳の発達が急すぎるため、
時々驚いて泣き出すということが脳科学的に解明されています。
ですから本来であれば落ち着いて抱きしめてあげればよいのです。
しかし、我が子がなかなか泣きやまないのは
自分のせいだとパニックに陥る親の中には、
挙げ句静かにさせようと虐待してしまうケースもあるのです。
また、日常の生活でもおんぶや抱っこなどが
昔に比べて極端に少なくなり、
それが愛着形成を阻害する一因になっているのです。
さらに子供が最も愛着を感じるはずの授乳にも
問題が潜んでいました。
最新の調査によると、母親の八割が授乳中に
テレビやビデオを見ているというのです。
いわゆる「ながら授乳」です。
おそらく母親たちは授乳の時くらいは
自由にさせてほしいと思うのでしょうが、
授乳中のアイコンタクトこそ子供に安心感を与え、
親との一体感が生まれるベースとなるのです。
このように家庭において母親が子供を
丸ごと受け入れるという愛着形成が失われてしまったことが、
子供たちの問題行動となって表れているのです。
※「親学」について、もっと詳しくお知りになりたい方はブログへ
http://ameblo.jp/otegami-fan/