里の常連さん情報

横田の里の常連さんが綴る里のネタ特集

“マチの暮らしサポート”を行う新会社「SGローソン」

2015年05月15日 | 春ネタ

ローソンと宅配便事業「佐川急便」の共同事業会社が発足する。“マチの暮らしサポート”を行う新会社「SGローソン」とはどんな会社なのだろうか。

 ローソン店舗を拠店とした新しいサービスが始まる。同コンビニと佐川急便を傘下に持つSGホールディングスが提携し、今年6月に共同出資で新会社「SGローソン」を設立。佐川急便の物流に関するノウハウと、全国に1万2000店舗を持つコンビニの強みを生かして、“ローソン店舗半径500メートル”への個人宅への配送、御用聞きサービスを行うという。

 インターネットなどで頼んだ商品をローソンで受け取ることができたり、再配達時に同コンビニで受け取れたりするようになる。さらに、「SGローソン」の配達員が自宅まで荷物を届けるサービスも始まる。その際、配達員はタブレットを持参し、“御用聞き”にも対応。その場で商品を頼んだり、ライフサポートサービスの取り次ぎ、商品取り寄せサービスなどさまざまなニーズに応える。

 頼める商品はローソンの商品約3000種類、さらに、ネット宅配「ローソンフレッシュ」の生鮮品などが可能だ。前日の昼12時までに注文すると翌朝9時以降に届く。今後は演劇や映画のチケットなど、エンタメ商品も取り扱う予定だ。

 コンビニを拠店に半径500メートルの狭い範囲でサービスを行うため、車を使用せずに専用の台車で配達をする。車両の使用機会を減らすことで、交通混雑の緩和や環境負荷の低減に配慮した。街の中を台車で回ることで認知度を上げ、より地域に根付いたサービスを展開する。

 SGローソン代表取締役に就任する野辺一也氏は、新事業について、「配達して終わりではなく、困っている利用者に対してさまざまなニーズに応え、暮らしサポートを行う」と説明する。今年中に都内約100店舗にサービスが広がる予定だ。

 街で青い台車とすれ違うことが増えてくるに違いない。 (児玉奈保美)

 ■スマホ写真を絵はがきに

 セブン-イレブンの「マルチコピー機」が刷新された。画面ボタンはより大きく、シンプルなデザインに。同複合機はコピーやFAXのみならず、映画や観劇などのチケット購入やバイク自賠責保険に加入できるなどのサービスがある。

 高画質になった写真プリントを利用して、絵はがきを作れるサービスを追加した。スマートフォンに専用アプリを入れて操作する。アプリ上で選んだ画像を複合機と無線でつなぐと、写真が印刷された絵はがきが出来上がる(カラー1枚60円、白黒1枚20円)。切手は別売りなので、レジで買い求めよう。旅先から絵はがきを送付するのも小粋だ。