* Satoko's Diary * ~ La vie en rose ~

日々の小さな幸せを綴ります。

上野の桜とアーツ&クラフツ展

2009-04-06 17:38:34 | おでかけ
先週の金曜日、妹に誘われて、東京都美術館で開催されている「生活と芸術ーアーツ&クラフツ展」を観に、上野へ行ってきました。


この日は、お天気も良く、上野公園の桜もちょうど満開とあって、上野駅も大混雑


お昼前に上野に到着した私達は、アトレの ”コカレストラン” で、まずは腹こしらえをしました


・豚挽き肉のバジル炒めご飯とタイ風汁麺のセットサラダ、スープ、デザート付き       

・タイカレーとタイ風汁麺のセットサラダ、スープ、デザート付き       


をそれぞれオーダーし、久しぶりのタイ料理を楽しんで、いざ上野公園方面へ向かいました。


             


公園内の桜は見事に満開、それはそれは美しく立派に咲いていました。 


         



初詣のような大勢の人の賑わいの中、桜並木を進んで行くと、ある1本の桜の木に人だかりができているのを発見


近づいてみたら、なんと 3匹の猫ちゃんが木の上で寄り添ってお昼寝をしていました。


         


ほとんど動かないので、初め、ぬいぐるみかと思ってしまった猫ちゃん達。 一番右の猫ちゃんの寝姿が、また特別にかわいいです



そして、桜並木を抜けたところで、いよいよ ”アーツ&クラフツ展” へ。


          


入り口を入った、正面の大きなパネルにあったモリスのお言葉です。


      役にたたないもの、
      美しいと思わないものを、
      家においてはならない。


ごもっともだけど、いきなりすぎるこのお言葉に、お片づけがあまり得意でない私と妹は、顔を見合わせて思わず苦笑いしてしまいました


手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を再発見して、シンプルなライフスタイルを提案する。19世紀後半にイギリスで興った運動、アーツ&クラフツ。


イギリス、ヨーロッパ、日本の民芸運動への広がりを、家具・テーブルウエア・ファブリック・服飾・書籍・グラフィックデザインなどの美しい作品からたどられていました。


中でも興味深かったのが、モリスの壁紙・内装用ファブリック。 とっても素敵です。


有名な”いちご泥棒”のデザインは、庭にいちごをついばみにくるツグミの姿を描いたものなんだとか。


この展覧会で、モリスや仲間達が作り出した美しい作品をみていたら、ますます自分のお家の中が恥ずかしくなってきてしまった私。


冒頭のモリスのお言葉やアーツ&クラフツが生み出した精神を実行するのは、心がけていてもなかなかむずかしいところもありますが、今一度、自分の生活を見つめなおしてみようと思いました。


心豊かな暮らしをする為に、心が洗われた一日でした。



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