家の車のガソリンがほとんどなくなったので、近所のいつものスタンドに、給油と年末の洗車をしに行ってきました。レギュラーガソリンが1ℓ109円!民主党時代の妙な減税のあった時期を除いてこのレベルまで落ちてきたのは何年ぶりでしょうか。非常にありがたいことです。
1バレル30ドル台のようで、これも複雑な世界情勢の中で、産油国の熾烈な駆け引きの下で供給過剰となり安値になっているのでしょう。
つい最近、アメリカが石油の輸出を解禁したとのニュースもありました。それ以前に、中東はアメリカのシェールオイルのビジネスを追い込もうとするためかOPECで減産を見送っておりました。
最近までオイルのみならず鉱物資源も含め世界の需要の担い手であった中国が、急激な景気の落ち込みで消費が減って、資源価格の暴落に拍車を掛けているのでしょう。
ロシアや中南米、数年前までは資源高で潤っていた国々も昨今の暴落で景気が悪くなり、中東での米ソ対立や対イスラム国への対応でも利害対立が水面下で複雑に絡み合い、少ないパイを奪いあい、それぞれの国がどこへ向かおうとしているのかさっぱり分らなくなっている気がします。