昨年は10月から会社の組織変更と人が減らされてえらい目にあってましたが、何とか新年を迎えることができました。とはいえコロナ禍で仕事があることは非常にありがたいことです。
年末もブラジル勤務で年賀状が来なくなって安否が気になっていた友人がネットで検索したらフェイスブック経由で連絡が取れて、無事日本に帰国してるのが分かりひと安心しました。ネット検索で音信不通の友人を探せるのも、なかなか便利な世の中になったものです。
弱毒化している?故に感染者は野放しになりやすいのだろうから感染も広がりやすそうな日本の第6波のオミクロン株が、正月から急速に広がって予想はされていたものの年始から困ったものです。不特定多数との会食以外は、マスクと手指消毒でかなり防げるのだろうから規制をかけるなら人流で一括に片付けずにピンポイントで制限してあまり経済を止めないようにお願いしたいものです。外国からの往来の規制は世界の感染爆発が落ち着くまでは管理しやすいので、もう少し厳しいままで継続がありがたいです。以前からもあったのでしようが米軍基地経由でノーチェックでウイルスが入り込むルートが今回分かったことは、これを塞ぐことが出来てある意味よかったのかと思います。オミクロンは弱毒化しているので米軍の管理が甘いから余計かもしれませんが、おそらく第5波までも感染の上積み経路となっていた可能性は十分考えられます。
中国でコロナが出てから正月も3度目を迎えました。そろそろウィルスの生存戦略のセオリーに沿って弱毒化いただき、本当にただの風邪(ウイルスとの共存)になって、日本のみならず海外も治療薬で重症者や死者がほとんどなくなる状態になって終息してもらいたいものです。
昨年から世界情勢は(クリミア半島に続き)ウクライナと(香港に続き)台湾、尖閣等で露中との安全保障上の緊張状態が継続してますが、日本やヨーロッパは特に中国に自国の大きな製造工場があるので、軽々しい態度を取ることは難しいですが、事態が悪化するなら、人命第一で、もちろん技術も取られないように、即時撤退できる準備も水面下で進めないといけないのでしょう。やっと経済安全保障という概念も日本に浸透し始めたのだから。
年末の日経新聞で世界の食糧在庫の半分以上を中国が買い占めている報道もありました。水害もあったのでしょうが戦争準備の一環で経済制裁に備えているのかとも思います。物価高の要因が、これまでのコロナの経済対策である極端な金融緩和によるインフレから、地政学的リスクによる経済圏の断絶に伴う物資の取り合いみたいな色彩が強くなって、色々な資源価格も更に上昇していくのでしょうか。
地政学上のリスクに加えて、昨年から欧米ルールによる脱炭素の取り組みが日本においてもいっきに進み、対策に伴う大幅なコスト増や既存の産業を無くさざるを得ないような産業構造の急転換を求められていることは、地球環境を守ることの重要性はあるものの、日本にとって非常に深刻な問題なのかと思います。カーボンニュートラルのルールに従わないと西側諸国、金融機関からお金が入ってこない、止められてしまうというのも厳しい話です。
自動車業界では、ヨーロッパのクリーンディーゼルは、過日嘘八百がばれて、日本のみができたハイブリッドの技術が真似できず難しいので、日本車憎しで電気自動車にいっきにルールチェンジをされたのは分からないこともないですが、
自動車の家電化は中国などがこれまでしてきた、自国市場の大きさを餌に工場誘致や合弁会社を設立させ開発コストをかけずに、技術やノウハウを根こそぎ入手して、不透明な国家の補助を受け、スケールメリットを活かした発展途上国を含めたグローバル市場に廉価製品を投入、世界を席巻し、自国以外の同業社を叩き潰すことになるシナリオは、これまで何度も目の当たりにしているので、このような経過を辿ることは誰しも容易に想像ができるのでしょう。
そういったリスクは分かっている?かと思われますが、ヨーロッパの自動車会社もブランド力のある一部の高級車メーカー以外は、すべて敗北してしまうリスクも高いので、正直何がしたいのかが視えてきません。欧州の自動車会社も割と中国に買収されているので、最終的に中国が有利になるように業界として盲目的にアシストしているのでしょうか。
温暖化を食い止める為に地球環境を良くするのも生存の為なんでしょうが、自国の産業が消失して多数の国民が生計を立てられなくなる目先の生存は、この際無視するべきなのでしょうか?
世界の4割?CO2排出する上位2国は放置して、現実的な目標達成は難しそうななかで、多くの犠牲を払う割に達成できるかわからない、理想は大事ですが、なかなか理解に苦しむ目標のようにも思えます。色々な要因もありますが、ドイツが環境に優しいエネルギーにシフトし電気代が6割上がったようなニュースもあった気がしますが、理想のしわ寄せは多数の庶民にのしかかるので日本もこれからどうするのでしょう。
年明け早々に、欧州連合(EU)欧州委員会は、一部天然ガスと原子力エネルギーを「グリーン投資」に区分に、1月にEUの「サステナブル・ファイナンス・タクソノミー」に関するルール変更がされるようです。原子力はまだしも天然ガスは、CO2出すのでまったくダメなようなことを言っておきながら、ドイツもロシアからパイプラインを通じてガスが入ってこないと困りますので、ルールを緩めたのでしょうか?
どちらにしても建前と本音、理想と現実、バランスの取れた施策をしないと、これこそサステナブル、持続可能な取り組みになっていかないような気がします。
日本は、昨年から富士山噴火や南海トラフ地震を想像させるような地震が各地で起きてますし、この辺のリスクも頭に入れないといけないので、非常に難易度の高い舵取りが求められるのでしょう。
色々目先は物騒な情勢ではありますが、今年は個人的には自分の干支の寅年なので、よい年になるといいなと思います。
年末もブラジル勤務で年賀状が来なくなって安否が気になっていた友人がネットで検索したらフェイスブック経由で連絡が取れて、無事日本に帰国してるのが分かりひと安心しました。ネット検索で音信不通の友人を探せるのも、なかなか便利な世の中になったものです。
弱毒化している?故に感染者は野放しになりやすいのだろうから感染も広がりやすそうな日本の第6波のオミクロン株が、正月から急速に広がって予想はされていたものの年始から困ったものです。不特定多数との会食以外は、マスクと手指消毒でかなり防げるのだろうから規制をかけるなら人流で一括に片付けずにピンポイントで制限してあまり経済を止めないようにお願いしたいものです。外国からの往来の規制は世界の感染爆発が落ち着くまでは管理しやすいので、もう少し厳しいままで継続がありがたいです。以前からもあったのでしようが米軍基地経由でノーチェックでウイルスが入り込むルートが今回分かったことは、これを塞ぐことが出来てある意味よかったのかと思います。オミクロンは弱毒化しているので米軍の管理が甘いから余計かもしれませんが、おそらく第5波までも感染の上積み経路となっていた可能性は十分考えられます。
中国でコロナが出てから正月も3度目を迎えました。そろそろウィルスの生存戦略のセオリーに沿って弱毒化いただき、本当にただの風邪(ウイルスとの共存)になって、日本のみならず海外も治療薬で重症者や死者がほとんどなくなる状態になって終息してもらいたいものです。
昨年から世界情勢は(クリミア半島に続き)ウクライナと(香港に続き)台湾、尖閣等で露中との安全保障上の緊張状態が継続してますが、日本やヨーロッパは特に中国に自国の大きな製造工場があるので、軽々しい態度を取ることは難しいですが、事態が悪化するなら、人命第一で、もちろん技術も取られないように、即時撤退できる準備も水面下で進めないといけないのでしょう。やっと経済安全保障という概念も日本に浸透し始めたのだから。
年末の日経新聞で世界の食糧在庫の半分以上を中国が買い占めている報道もありました。水害もあったのでしょうが戦争準備の一環で経済制裁に備えているのかとも思います。物価高の要因が、これまでのコロナの経済対策である極端な金融緩和によるインフレから、地政学的リスクによる経済圏の断絶に伴う物資の取り合いみたいな色彩が強くなって、色々な資源価格も更に上昇していくのでしょうか。
地政学上のリスクに加えて、昨年から欧米ルールによる脱炭素の取り組みが日本においてもいっきに進み、対策に伴う大幅なコスト増や既存の産業を無くさざるを得ないような産業構造の急転換を求められていることは、地球環境を守ることの重要性はあるものの、日本にとって非常に深刻な問題なのかと思います。カーボンニュートラルのルールに従わないと西側諸国、金融機関からお金が入ってこない、止められてしまうというのも厳しい話です。
自動車業界では、ヨーロッパのクリーンディーゼルは、過日嘘八百がばれて、日本のみができたハイブリッドの技術が真似できず難しいので、日本車憎しで電気自動車にいっきにルールチェンジをされたのは分からないこともないですが、
自動車の家電化は中国などがこれまでしてきた、自国市場の大きさを餌に工場誘致や合弁会社を設立させ開発コストをかけずに、技術やノウハウを根こそぎ入手して、不透明な国家の補助を受け、スケールメリットを活かした発展途上国を含めたグローバル市場に廉価製品を投入、世界を席巻し、自国以外の同業社を叩き潰すことになるシナリオは、これまで何度も目の当たりにしているので、このような経過を辿ることは誰しも容易に想像ができるのでしょう。
そういったリスクは分かっている?かと思われますが、ヨーロッパの自動車会社もブランド力のある一部の高級車メーカー以外は、すべて敗北してしまうリスクも高いので、正直何がしたいのかが視えてきません。欧州の自動車会社も割と中国に買収されているので、最終的に中国が有利になるように業界として盲目的にアシストしているのでしょうか。
温暖化を食い止める為に地球環境を良くするのも生存の為なんでしょうが、自国の産業が消失して多数の国民が生計を立てられなくなる目先の生存は、この際無視するべきなのでしょうか?
世界の4割?CO2排出する上位2国は放置して、現実的な目標達成は難しそうななかで、多くの犠牲を払う割に達成できるかわからない、理想は大事ですが、なかなか理解に苦しむ目標のようにも思えます。色々な要因もありますが、ドイツが環境に優しいエネルギーにシフトし電気代が6割上がったようなニュースもあった気がしますが、理想のしわ寄せは多数の庶民にのしかかるので日本もこれからどうするのでしょう。
年明け早々に、欧州連合(EU)欧州委員会は、一部天然ガスと原子力エネルギーを「グリーン投資」に区分に、1月にEUの「サステナブル・ファイナンス・タクソノミー」に関するルール変更がされるようです。原子力はまだしも天然ガスは、CO2出すのでまったくダメなようなことを言っておきながら、ドイツもロシアからパイプラインを通じてガスが入ってこないと困りますので、ルールを緩めたのでしょうか?
どちらにしても建前と本音、理想と現実、バランスの取れた施策をしないと、これこそサステナブル、持続可能な取り組みになっていかないような気がします。
日本は、昨年から富士山噴火や南海トラフ地震を想像させるような地震が各地で起きてますし、この辺のリスクも頭に入れないといけないので、非常に難易度の高い舵取りが求められるのでしょう。
色々目先は物騒な情勢ではありますが、今年は個人的には自分の干支の寅年なので、よい年になるといいなと思います。