交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。そしてやがては滅ぶ。
中国の兵法で確かに有効だと思いますが、国際機関とか世界全体にとって公共性が高い組織にこれをやられるとたまったものじゃないなあと思いました。
俗にパンダハガーと言われてるものです。日本においても、事務局長がこの一月で同じ人の発言とは思えないほど2転3転するデタラメな方針に厚労省や日本政府が従って、取り返しのつかないところまで来ています。日本の野党もご多分漏れず、この期に及んで桜の会やもりかけだのと、意味のない論戦を繰り広げて国会を機能不全にしているようです。マスコミも中国政府の意を汲んだのか初期の報道は専門家を連れてきて、大した情報もないなかで、たいしたことないようないい加減な報道をしていたかと思います。
野党のみならず自民党のなかの親中派の政治家は、和歌山の中国観光客を沢山入れたことが、病院の感染に関係しているようで、県民の信頼を大きく失うことになるのだと思いますが、安倍政権も遅まきながらも一時的な中国全土の渡航禁止をする決断や、そろそろオリンピックの延期等覚悟を決めないといけない局面に来ているのかもしれません。日本人の死者が増える度に、現政権に対する不信は加速していくのでしょうから、諸外国につけこまれないように、なんとかふみとどまって欲しいものです。少しでも早く散発的にひろがっている日本人の感染者を特定隔離し、迅速で有効な手を打てば致死率をもっとさげることは可能だと思います。
キャパがないので、一般病棟で新型コロナウイルスの患者を受けざるを得ないのでしょうが医療従事者にタイベックス着せて、既存患者と完全にセパレートできなければ、いたずらに死者を増やすことになると思われます。その辺も頑張ってもらいたいものです。厚労省もチャーター便からの帰国者を部屋が用意できないから相部屋にしたようなお粗末な情報や判断のレベルではなくなっていることを期待します。