一週間前は雨の予報でしたが、朝から晴れて秋らしい天気になりました。
先月の自然散歩以降に咲いた草花と木の実を中心に観察しながら歩きました。
先月殆ど咲いていなかったアケボノソウはもう終わりかけでした。
新たに観察路にした所にコシオガマが今年も生えてくれ見頃でした。
去年生えたからと言って同じところには生えず、今まで生えていないエリアを6月頃に新たに刈り払いすると生えるようです。
一年草からではなく、他に何かの理由があるようです。
コシオガマは半寄生植物で、他の植物の根に自分の根を差し込んで養分や水分を得つつ自ら光合成を行うそです。
コシオガマとナギナタコウジュ(一年草)と黄色いヤクシソウ(二年草)が咲いています。
どれも、初夏に刈り払いした所に生えてくれます。
下から順に咲いて最後の花を咲かせるハッカ(薄荷)も観察。
ツリバナの実が割れて見頃でした。
ニシキギの実も赤く綺麗でした。
マユミの実が割れて赤い実が見えるのもすぐのようです。
チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の実がほぼ熟しており、五つの味を味見しました。
アオハダ(青肌)の実が熟して柔らかくなっていたので、食べてみると甘苦い味がしました。
野鳥が食べにくるそうでうす。
アオハダは雌雄異株で、女木は公園内ではこの木しか見た事がありません。
ムラサキシキブ(紫式部)の実は色づき始めたばかりでした。
今年は何故かキハダの葉が早くに枯れて2度目の芽吹きをした。
花も咲いていました。
ツクバネソウ(衝く羽根草)の実が黒熟していました。
林内ではサラシナショウマが満開でした。
オオウバユリの種はまだ熟していませんが、今シーズンの植物観察は今回で終わりなので、
実を切り開いて種がどの様に仕舞われているか観察しました。
木が来年の芽を用意しているのも見ながら歩きましたが、
最後に駐車場の傍のヤマモミジの芽を探していただきました。
さあ、どこに有ったでしょう?
参加者の皆さんありがとうございました。
来月は、
紅葉の里山を歩こう!
10月26日(土) 9時30分~11時45分頃
です。
是非ご参加下さい。
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