ムラサキシキブ(紫式部)の実が色付き始めました。
ムラサキシキブ(紫式部)はクマツヅラ科の高さ2mほどになる落葉樹です。
かつては散策路のあちこちに見られましたが
木々が大きくなって森が暗くなったこと、
エゾシカが枝先や葉を食べるなどで
花や実を見る事が少なくなってきました。
数年前にこの場所へ移植して、ようやく今年少ないですが花が咲き実を付けました。
花は7月下旬に咲きます。
実は10月に紫に色付きます。
12月頃まで残ることもあり、冬枯れの公園に色を添えます。
冬芽は「裸芽」で、鱗芽とはちがい「裸」で冬を過ごします。
葉脈が見えます。
漢字名の「紫式部」は、『源氏物語』を著した、平安中期の女流作家の紫式部と同じ字ですが
由来はこちらに書かれていますが、読まない方が良いかもしれません。
http://gogen-allguide.com/mu/murasakishikibu.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます