さつまいも姉さんの家では、大きく分けて、すいかの収穫期が4回あります。
5月下旬→6月下旬→7月上旬とあり、8月には「ひとりじめBon Bon(小玉すいか)」の収穫があります。
そして同時に、今年最後のすいかの収穫となります。
今日は収穫から市場へ出荷する工程についてお話したいと思います。
収穫したすいかは、段ボールに箱詰めをして、市場へと出荷します。
こちらはJAに発注した(ひとりじめBonBon専用)の段ボールのシート。
すいかを収穫したら、すぐに箱詰めして出荷できるように、事前に段ボール箱を組み立てておきます。
組み立てると、作業小屋は段ボール箱でぎっしり‼️‼️。
段ボールの大きさは、2種類あります。
①は2個玉用。
小玉すいかの中でも、大きいものを入れます
すいかとすいかの間には、運送中に割れないように段ボールの仕切りを入れています。
②は①よりやや大きめの段ボール。
同じくらいの大きさのすいかごとに、箱詰めをします。
やや大きめは3個、それより小さいものは4個、更に小さいと5個というふうに、大きさを見ながら箱に入れていきます。
この状態から、同じ大きさのすいかを見つけて段ボール箱に入れるので、「空間能力」が試されます(残念なことにさつまいも姉さんには「空間能力」は備わっていないらしく、作業にはかなり時間がかかります)
こうして箱詰めされたすいかは、JAへと出荷されていきます。
ところでこの作業を手伝うようになってから、スーパーに行くと気になるようになったことがあります。
それは段ボール‼️。
よくスーパーなどで「ご自由にお持ちください」と書いてある、生鮮野菜の段ボールも、こうした農家さんたちが負担した段ボールなのかと思うと、なんだかやりきれない気持ちになります。
というのも、さつまいも姉さんの家で使われている段ボールは①「78円/枚」②「110円/枚」です。
ひとりじめBonBonの段ボールだけで、今年は62000円近くの経費がかかりました。
出荷を終えて店頭にすいかが並んだら、スーパーの段ボールのように廃棄されてしまうのでしょうか??。
「空間能力」は兼ね備えてはいない頭ではありますが、こんなことも考えたりしていました。