さそり君の釣り三昧

岡山の片隅でシーバス釣り、エギングを趣味としています。メバル、タナゴ(淡水)、バスもやるってばよ。

終末治療とは何ぞや

2012年09月17日 20時49分13秒 | ヘルスケア
今日は会社の同僚が入院しているのでお見舞いに逝って来ました。

病名は「すい臓がん」です。

しかも末期の。。。。

ちなみに「すい臓」は沈黙の臓器と言われていて「本当の最期」にならないと自覚症状が出ないことが多いそうです。

僕の父方の叔父(親父の兄)も母方の叔母(母親の姉)もすい臓がんでした。

二人とも自覚症状が出た時にはスッカリ手遅れでした。

で、尋常では無い「痛み」が襲ってくるのです。

叔父も叔母も「麻薬パッチ」や最期には「ヘロイン」を使って痛みをコントロールしていました。


ところがです。。。

同僚の痛み止めは「ロキソニン」と言う錠剤だけだったんです。

幾ら手遅れだからと言って無茶な医師に当たったもんです。

ロキソニンと言えば頭痛薬です。

最近では一般に市販もされています。

僕も腰を痛めた最初の頃はロキソニンを飲んでましたが全く効き目がありませんでした。

そんな薬で「すい臓がん」の痛みをコントロール出来る訳がありません。


なので意を決してナースコールを押し医師を呼んで話をすることに。

同僚も奥さんも気が強いタイプではありません。

ここは僕が一肌脱がなければ。。。



医師としては「中毒」を恐れて麻薬を使わないとのことでした。

で、僕が『じゃあ先生、二ヵ月後には同僚は麻薬中毒になって困るんですか?』

と聞くと、医師は・・・

「二ヶ月は持たない」と言う。

全く持って矛盾している。

後二ヶ月の命の人間の麻薬中毒って何?



と言うことでとりあえず今度、耐え難い痛みが来たら「モルヒネ」を使うことを約束してくれました。

それでダメなら「覚せい剤」や「ヘロイン」も。

これは違法な使用じゃ無くて「医療」ですからね。



本当に最近の医師は何を考えているやら???
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2 コメント

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Unknown (ばんぱく)
2012-10-01 08:58:42
政治家とか、医者とか、最近は社会的ステータスがある人間ほど

正しい判断が下せないのが多いですね

うちの親父の時は末期の胃ガンで肺に転移したら助からないと思ってくれと言われて

最終的に肺に転移した時点で、医師が直ぐにモルヒネを使ってくれましたけど

ロキソニンって、選択肢はちとないですわ
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残念 (さそり君☆ケータイ)
2012-10-01 10:43:06
>ばんぱくさん

同僚は昨夜、苦しみ抜いてあの世に召されました。


最期は麻薬的な薬を使ってくれたそうですが、時すでに遅しですね!

もう少し早くに使ってくれてたら楽に逝けたかもです。
返信する

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