メイの風散歩   ブログはじめました!

つれづれに思う風散歩と、時間とともに消えてしまう生け花のブログです

4 渡鳥きているかなぁ~と探鳥へ

2011年11月16日 | 
庭にも鳥たちの訪問が始まったのを見て、渡り鳥たちも来ているだろうかと出かけてみる。
何も見えない高速を走っていると、「あっマガンだ!」
綺麗な編隊を少しづつ変化させながら飛んでいる。

いつもこのマガンの編隊が青空で形を変えながら飛んでいる様がとても不思議、
あの体に対しての羽の大きさで一生懸命に羽ばたきながら飛ぶ姿に妙に心を魅かれるというか
共感を覚えるんですよね。青空に映えるマガンの群れを見て、どれだけの鳥に出会えるのかと期待が大きくなりました。



田んぼが広がる渡り鳥の越冬場所に来ると、雁は田んぼの土と同化してなかなか見つからなかったが、そのうち
私の目も鳥を探すモードになり、いるわ、いるわと歓声を上げまくりです。

白鳥はまだ沼の中で群れていました。大きな独特の鳴き声を轟かせています。
たまに来る私でもうるさいなぁーと思うのですから、この地の方々の忍耐にも頭が下がります。



数を数えられないほどの白鳥が集まっている所の枯れ蓮の中には遠慮がちの鷺が音もなく佇んでいました。
これもまた美しい姿でした。蓮の実のかれて朽ちるのまでの水辺の姿は印象的でした。




ぐるぐると大きな沼の周りをまわってくると、鳥たちが集まって休憩している場所に来ました。
そっと足音を忍ばせて・・・・・・・



「何の用? お気を付けくださいませよ、みな短気ですからね」



「おい!、なんだい、なんか様かい、後ろにも控えているんだからね、油断するなよ」




「ねぇ、あのお方何をするつもりなのかしらね。どうします、追い払います、なんか私たちを狙っているみたいだし、あの大きな光るものを私の方へ向けてるのよね。」



「あなたがおいきよ、いつも強がっているでしょ~~~」



「うるさいなぁ~、おいらが一にらみして追い払ってやるよ。どうだこの目は、この睨み怖いだろう」


という訳でこの一にらみに圧倒されて、私は静かに、静かに一羽も飛び上がらせないように、鳥のテリトリーから離れたのでした。

たのしかったなぁ~