Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

Ramen Bar TAKEZO@デュッセルドルフ Chige Ramenとは?+ミニコラム!

これからまた、しばらくドイツ~スイスのラーメンが続きます!

昨年12月にオーストラリア、ドイツを巡り、1月には熊本~福岡~山口と巡り、

そして、再びドイツに向かい、スイスから日本へ、と。

このブログも、ますますインターナショナルなラーメンブログに!?

まだまだですけど、よりグローバルなラーメンブログにしていきたいな、と。

もちろん、ローカルなラーメンを追い続けながら!!

というわけで、デュッセルドルフのラーメンを♪

今回は滞在1泊のみということで、ラーメンも一杯のみ。

今回向かったのは、これまたかなり久々の、、、

Ramen Bar TAKEZO(たけぞう)

です!!

前回来たのは、2015年2月、みたいです

(ってことは、前回のドイツ語クラブの時??)

夜に来たんですが、写真を撮り忘れたので、翌日の早朝の画像をここで…(;´・ω・)

こんな感じのお店です。

こちらのお店は、オーナーさんから店員さんまでオール日本人のお店ですね。

匠のある通りと同じ通りにあり、「ポストなにわ」「ポスト匠」の地位を狙ってそうな…

いかんせん、創業は2014年で、もともとはfrom愛知のお店。

愛知の「麺屋たけぞう」のHPに、こちらのお店の情報が出ています

(となると、この麺屋たけぞうにも、いつか行ってみないとなぁ、、、)

Made in Germanyのなにわ・匠とは違って、Made in Japanのたけぞう。

デュッセルドルフ全体としては、この三つどもえの戦い?になっている感じですかね。

そこに、新たな戦いを挑むのが、手延べ麺で勝負の「RAMEN SOUL」ですかね。

手堅い日本のラーメン店に、中国の若き新店RAMEN SOULがどこまで奮闘できるか!?

ってところですかね。

日中ラーメンバトル@デュッセルドルフ、とでも言いましょうか。

さて。

今回は、久々に「Takezo Ramen」も食べたいなぁ、と思いつつ、、、

色々あるので、悩んでしまいます。

今回は、元教え子のCちゃんと一緒なので、二杯はいけそうです♪

でも、僕の目を最も惹いたのは、、、

Chige Ramen

でした!

この時は、完璧に忘れていました。前回、このラーメンを食べたことを…(;´・ω・)

そんな僕は、もう頭の中、Chige Ramen一色に、、、

更に、ここの「チャーマヨ丼」が旨い!ってことで、、、

こちらも頼みました。

セットメニューも充実しています。

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

こちらが、Takezo自慢のオリジナルの「Chige Ramen」です!!

うん、こりゃ、凄いわ。

とにかく野菜がどーんとてんこ盛り。

野菜の旨みが発揮された辛いチゲ鍋風ラーメン

見た目からは判断しにくいと思いますが、これがかなりの絶品メニューで。

スープはまさにチゲ鍋スープ、、、

基本的には、醤油ダレスープらしいんですが、真っ赤っかであります。

ただ、ちゃんとラーメンのスープになるよう、工夫されています。

ボディーがしっかりしていて、辛さもあって、また野菜の甘みもあって、、、

辛くて旨みのあるチゲスープのラーメンになっていました。

チャーシューは入ってなくて、野菜と一緒に豚肉が入っていました。

もう少し肉が多くてもいいかなぁ、と思いました(肉好きとして…)。

想像以上に美味しくて、びっくりした、というのが本音です。

(前よりもはるかに美味しくなっているような、、、)

方向性としては、欧風ラーメンというよりは、日韓ラーメンですけど、

こういう日韓ブレンド系ラーメンがドイツで提供されるというのも、面白いなぁ、と。

日本でも、イタリアン×フレンチの融合系グルメって意外と多そうだし、、、

麺はこんな感じです。

日本から空輸しているって言ってたっけかなぁ、、、(失念)

でも、日本でこれを食べても、全然違和感がないなぁ、、、と。

若干縮れた麺で、オーソドックスな日本の中華麺、という感じ。

わりと量も多めだったと思います。

そして、久々の対面となる「Takezo Ramen」です!!

こちらのスープは、なんというか、「こくまろ豚骨醤油味」!?

こくまろという言葉がぴったりとくるライトな濃厚スープでした。

イメージ的には、日本で頑張っているチェーン店の豚骨醤油ラーメンの味に近い!?

なので、「普通の一般の人」が好む味わいかな、とも。

麺は、Chige Ramenと同じかな!?、と思われます。

日本のオーソドックスな中華麺なので、これはこれでいいのかもしれない、、、

ただ、フリーク的には、ちょっと普通過ぎるかなぁ、、、という印象も。

チャーシューも、わりとオーソドックスなもので、トロトロタイプ。

全体的には、前食べた時よりは、ちょっと「ふーむ」って感じでした。

チャーマヨ丼です!!

これ、なかなかの傑作だと思われます。

お肉もいっぱいゴロゴロと入っていて、ボリューム満点でした。

唐揚げも注文しちゃいました。

唐揚げは、まさに「日本のグルメの代表格」と言えるもので、、、

揚げたてとあって、とってもアツアツで、ほくほくしていました。

ただ、若干、味付けが単純かなぁ、、とも。

オーソドックスな唐揚げからあまり飛び出ていない気もしました。

もっともっと、唐揚げについては、研究してもらいたいなぁ、と少し思いました。


あと、ちょっと、コラム的なものを、、、

こちらのお店には、こういう「認定証」が掲示されていました。

数年前に、「ニセモノ?」の日本料理店が多いから、こういうのが必要だ!みたいな議論があった記憶があります。

が、この認定証に「公平性」はあるんでしょうかね??

一般社団法人認定日本レストランってなんだ!?って、、、。

これか!?

日本人がやっているお店かどうか、という証明証なら、意味がない、というか。

ちゃんと、「味」で評価しているんですかね??

その「味」も、ちゃんとフェアにチェックしているんですかね??

反対に考えると、日本にあるイタリアレストランを、イタリア人がチェックして、「これがイタリアンだ」っていう「認定証」を配布していたら、日本人はどう思いますかね? あるいは、日本国内のカレー屋さんを、インド周辺国の人たちがチェックして、「これがホンモノのカレーだ」と認定証を各レストランに配っていたら、どうですかね?? 

独自に発展を遂げている世界のラーメン。

これを、ろくに世界のラーメンを食べ歩いたことのない人間(しかも法人の人間)が「評価」して、「認定証」を出す、というのに、僕は違和感しかありません。

実際、変な日本食レストランがあるのも事実です。が、それもまた、食のグローバル化にとって不可避というか、必然だと思います。だいたい、日本にある「洋食」なんて、どれも、欧州の人からすれば「奇妙なもの」でしょうし、カレーにいたっては、もうどれが「原型」なのかもわからないくらいにいじられてます。ロールキャベツなんかは、世界中で色んなタイプのものがあるし、ハンバーグだって、各国によってずいぶんと違う。

それなら、現地のグルメガイドなどの「ランキング」や「評価」に基づいて、評価してもらいたい。ドイツなら、ドイツのグルメリポートがあり、グルメランキングがあり、グルメ評価があります。それを、認定日本レストランが総合的に評価して、「証明証」を出す、というのであれば、文句はないかな???、って感じかな!?

世界のラーメンをどう評価するのか。

これもまた、今後のラーメン界にとってとても重要なことだと思います。日本国内専門の「ラーメン評論家」の人でも、海外のラーメンは、フェアに評価はできないと思います。そもそも、食文化というのは、極めて相対的なもので、国が違えば、味覚も感性も感覚もかなり違ってきます。とくに「美味しいか否か」という「美的判断」については、かなり「環境」(成育歴?や育った国の食文化環境)に影響されているわけで、そこを相対化して、ちゃんとジャッジできるのかどうかは、今の僕には分かりません…。

今後考えたいテーマです。

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