8度目となる「ドイツ修養の旅」も、無事に終わりました。
でも、本ブログとしては、ここからが「見どころ」になります!
今回も、いっぱい素敵なお店と出会えました。
海外の食レポは、見るのも、書くのも楽しいです。
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まず、一軒目は、「Bar & Café Relax」です!
こちらのお店は、ドイツの超人気ラーメン店「匠」を運営するBricknyのお店です。
こちらのお店は、ラーメン店ではありません。
なんと!!!
日本の洋食をドイツで再現しているんです!!
これって、凄くないですか??
日本で独自に発展した「和製西洋料理」。
これが、ドイツで提供されているんですから!!
(いずれ、日本にも、ドイツで独自に進化したラーメンが提供されんことを…)
日本の「洋食」が、本場欧州でどこまで受けるのか。
これはこれで、興味がありますねー。
こちらがメニューです。
カボチャコロッケカレーに、エビフライカレー。
更には、唐揚げカレーなんかもあります。
また、パスタ(日本式パスタ)も各種そろっています。
で、注目すべきは、「丼もの」!!
テリヤキチキン&唐揚げハーフ&ハーフ丼に、
とろとろ半熟煮玉子のテリヤキチキン丼に、
照り焼きサーモンプレートに、ピリ辛ソースの若鶏唐揚げ丼!!
丼ものに弱い日本人の心を打つ丼が各種そろっていました。
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というわけで、、、
ピリ辛ソースの若鶏唐揚げ丼です!!
いやー、こりゃ、もう、見ただけで「大当たり」確定!
これが、おいしくないわけがない!
日本らしい唐揚げがどーんと乗っていて、そこにレタスが加わります。
オシャレで、女子ウケすること間違いなし。
麺処匠が「男性」なら、こちらのリラックスは「女性」。
いいコントラストになっているように思いました。
さすがに、匠みたいな行列はできませんが、素敵な丼を出しているお店でした。
で、こちらが、とろとろ半熟煮玉子のテリヤキチキン丼です。
こちらも、日本では「王道中の王道」でしょう。
照り焼きチキンがダイナミックに盛られた丼です。
味わいも、まさにジャパニーズダイレクトテイスト!
直球で勝負してきますねー。
レタスが本当にいい仕事をしています。
こちらは、テリヤキチキン&唐揚げハーフ&ハーフ丼です!
上の二つをミックスした贅沢なハーフ&ハーフ丼。
丼モノなら、まずは、これを食べてみるのが一番いいかも!?
唐揚げと照り焼きチキン、どっちも味わえます。
基本的には、どれも同じ感じの丼でした。
パスタモノも頂きました。(大勢で来るといいですねー)
こちらは、明太カルボナーラ!
もう、説明は一切いりませんよね。
明太ソースが入った日本的なカルボナーラ。
これが、こっちでどう「味わわれる」のか。不思議です。
味的には、臭みがなくて、すっきりしていて、淡い味わいだなぁ、と思いました。
まず、こっちのイタリアンとかでは味わえないパスタでしょうね。。。
で、こっちが、バター風味の明太子パスタ。
このピロピロ麺がたまりませんでしたねー。
こちらもまた、極めて日本的な明太子パスタになっていました。
これまた、いったいこっちの人がどう感じるのか、気になります…。
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こちらのお店、日本にあれば、普通に美味しい「食堂」でしょうね。
でも、ここは、ドイツのデュッセルドルフ。
ドイツ人たちがこの日本の洋食をどう食べるのか?
日本人が多いエリアではありますが、お客さんの多くは現地のこっちの人。
インタビューすればよかったかな、、、苦笑
僕ら日本人からすると、「ファミレス」に来た感じ。
でも、ファミレスなんて、こっちにはない。(似たのはあったとしても)。
日本のファミレス文化が、1万キロ離れた異国の地で存在しているんですから。
店員さんも、どこかファミレスの店員さんのように見えてくるほど、、、
ドイツにいて、日本が恋しくなって、誰かと話したくなった時、ここに来れば、「日本のファミレスにいる気分」で、色々とお話できるかと思いますね。あくまでも、日本人的には。
でも、このお店の最大の価値は、「日本の洋食」をドイツで提示しているところ。明治維新後、西洋文化が日本に入ってきて、その中で独自に発展して、進化した「和的西洋料理」=「洋食」。これが、遂に「逆輸入」されている、という。個人的には、このリラックスが、ドイツ全土に広まったら面白いだろうなって思うけど、、、
在独日本人にも、ドイツにいる現地の人にとっても、価値あるお店だと思いました。
きっとまた来ることもあると思うので、こちらのお店についても注視し続けたいと思います。