成光ネクタイの紹介動画
こんにちは。オリジナルネクタイ、オーダーメイドネクタイ、製作、縫製加工所の栗原弘直です。
今は通常、ネクタイといえば一般的にジャガードネクタイ(織物)をイメージしますが、随分前にはプリントネクタイが一世を風靡した頃がありました。
プリントネクタイは量産をすればジャガーとネクタイよりもコストを抑えられるということ、業界全体が取り扱ったので一種の流行のような感じになりいたるところに見受けられました。
主に韓国産が主流だったのですが、あまりに派手にやりすぎて結局は需給のバランスが崩れてなくなっていった経緯があります。
当時は、まだローコストの輸入が始まったばかりでその走りが韓国産でした。品質的にはかなり微妙でしたが価格が安いということでかなり普及したのを覚えています。プリントネクタイは総じて生地が薄く柔らかいので縫製には手間取ることが多かったです。縫製機械によっても生産能力が大きく変わりました。
画像はネクタイの芯地を付ける縫製機械で手縫いのような仕上がりになるのが特徴です。
プリントネクタイは初期のコストがかかるので最近はめっきり少なくなりました。今のネクタイ市場は中国産のジャガードが主流ですが国産のプリントネクタイが復活する日が来れば良いですね。