いよいよ待ちに待った欧州主要国リーグが開幕!ということで、珍しくJスポで生中継していたブンデスリーガ開幕戦、ホッフェンハイムVSニュルンベルクを録画観戦いたしました。今シーズンからJスポでも注目の1試合だけ中継するのはいいことです。ニュルンベルクはMF13清武弘嗣がスタメン出場。
結果は前半から押し気味に試合を進めたホッフェンハイムが2-0とリードしたにもかかわらず、ニュルンベルクに粘られて2-2のドロースタートとなっちゃいましたね。とはいえ、他の開幕戦もケッコー得点が入って乱打戦になっていたので、今シーズンのブンデスリーガも面白くなりそうではあります。解説は元大宮アルディージャ監督の三浦俊也氏。
2013/8/10(土)15時30分キックオフ【主審】トルステン・キンフェッファー【入場者数】25,730人【天候】晴れ【得点】35分 DF19アブラハム(ホッフェンハイム)、51分 FW27モデスト(ホッフェンハイム)、54分 MF17フランツ(ニュルンベルク)、57分 FW11ギンチェク(ニュルンベルク)
ホームのホッフェンハイムの布陣は4-2-3-1。1トップはFW27モデスト、3シャドーは左からFW14エリュヌシ、MF10フィルミーノ、FW31フォラント。ダブルボランチはMF8ポランスキー&MF6ルディ。DFラインは左からDF4テスカー、DF29フェステルゴー、DF19アブラハム、DF2ベック(キャプテン)、GK30カステルース。リーグ・アンのバスティアで活躍したFW27モデストを獲得して前線を強化。MF33宇佐美貴史はガンバ大阪に出戻り。昨シーズンは降格しそうになりましたが、結局プレーオフを制してなんとか残留したホッフェンハイム。
アウェイのニュルンベルクの布陣は4-1-4-1。1トップはFW11ギンチェク、中盤4枚は左からFW14マク、MF10ゲプハルト、MF16シュタルク、MF13清武弘嗣、アンカーはMF5バーリッチュ。DFラインは左からDF25ピノラ、DF2ポガテツ、DF3ニルソン、DF7フォイルナー、GK1シェーファー(キャプテン)。こちらもFW11ギンチェクをドルトムントから獲得して前線を強化。
前半はホームのホッフェンハイムが優勢な展開。6分にはFW31フォラント→右サイドに流れたFW27モデストの右足クロスをDF25ピノラがコーナーに逃れると、MF6ルディの右CKにどフリーヘッドで合わせたのはDF19アブラハムでしたが、GK1シェーファーの正面。ニュルンベルクは守備時にMF5バーリッチュがアンカーに入る4-1-4-1になるんですな。
9分にはカウンター発動したホッフェンハイム。左サイドからMF10フィルミーノのロングフィードに反応してDFライン裏に抜けたFW31フォラントがGK1シェーファーと1VS1になりましたが、左足シュートはゴール左枠外へ。これは決定的だっただけに先制点が欲しかった。開幕戦とあって立ち上がりからかなーーりオープンな展開になって観てる方としては面白かったか。ニュルンベルクは中盤でなかなかボールをキープできずに厳しい展開か。
ただそれでも18分、ニュルンベルクは左サイドからFW11ギンチェク→FW14マク→ギンチェクが強引にPA左に侵入しての右足シュートはゴール左ポスト直撃!ここはGK30カステルースがなんとか身体を張りましたね。31分にはDF7フォイルナーのロングフィードをFW11ギンチェクが落としてMF13清武弘嗣が拾うとPA右外から左足シュートを打ちましたがゴール左枠外へ。
しかーーし、試合のペースはホッフェンハイム。33分にはMF6ルディ→右サイドを上がったDF2ベックのクロスをGK1シェーファーがなんとかクリア。直後のMF6ルディのショートコーナー→FW14エリュヌシの右足クロスにDF4フェステルゴーがドンピシャヘッドもGK1シェーファーがナイスセーブ!でしたが、この波状攻撃を食い止められるわけもなく、直後の右CKにDF19アブラハムがヘディング弾を叩きつけてホッフェンハイムが先制!
勢いに乗ったホッフェンハイムは38分、MF6ルディ→FW31フォラント→MF10フィルミーノ→FW27モデストが右足一閃もゴール右枠外へ。44分、MF16シュタルクのパスミスを拾ったMF10フィルミーノが素晴らしいスルーパス→FW27モデストが強烈な左足シュートもGK1シェーファーがファインセーブ!
さらに前半ロスタイムには珍場面。左サイドからFW14エリュヌシ→MF10フィルミーノが右足クロス→FW31フォラントが裏に抜けて左足ループシュート!これは明らかにゴールラインを割っていましたが、GK1シェーファーが何気なくボールを拾ってそのままゲームを続けたため!?ノーゴールの判定wwリプレイを見たら完全に入っていましたね。まぁ、後半2点目が入るのでアレでしたが、ホッフェンハイムが負けていたら誤審に激しく抗議していたことでしょう。
ニュルンベルクはアウェイ戦ということで引いてカウンター狙いだったのか、前半はほとんど決定機を作れておらず、このまま前半は1-0で終了。
後半に入ると、ニュルンベルクベンチがまず動きました。トップ下のMF10ゲプハルトを下げてMF17フランツ、左SHのFW14マクを下げてMF18ドルミッチを投入!しかーーし、欲しかった追加点を決めたのはホッフェンハイム!右サイドでDF25ピノラからボール奪取したFW31フォラント→右サイドを上がったMF8ポランスキーが素晴らしいグラウンダークロス→PA中央でどフリーのFW27モデストに合わせられて、あっけなく2-0!モデストは移籍後初ゴールとなりました。
ただこれで逆にエンジンを吹かさざるを得なくなったニュルンベルクが反撃に転じました。8分にはMF13清武弘嗣が右サイドへ展開→DF7フォイルナーがPA右深くからのクロスをファーサイドにいたMF17フランツがヘディングで合わせると、ゴール右隅に吸い込まれて2-1!DF2ベックと競り合ったMF13清武弘嗣が潰れたのが結果的に効きました。
すると直後の56分、ショートカウンター発動したニュルンベルク!左サイドからMF17フランツ→MF18ドルミッチ→FW11ギンチェクがPA左から強引に右足シュートがこれまたゴール右隅に突き刺さってあっという間に2-2の同点弾!結果的にニュルンベルクの選手交代2枚替えが奏功した格好になりましたねー。逆にホッフェンハイムは試合を有利に進めていただけにもったいなかったです。
これで逆に勢いづいたニュルンベルクは13分、中盤のMF5バーリッチュからシンプルに前線のMF18ドルミッチにロングフィード!ドルミッチがPA左から強引に左足シュートもゴール右枠外へ惜しくも外れました。ホッフェンハイムは18分、MF6ルディを下げてMF12シュトローブルを投入。すると直後にショートカウンター発動!FW14エリュヌシ→FW27モデスト→MF10フィルミーノ→モデストがPA右から右足一閃しましたが、ゴール左枠外へ。
ここでホッフェンハイムは肩を痛めたFW27モデストに代えてFW9シップロックを投入。一方のニュルンベルクはMF5バーリッチュを下げてMF24ダバンリを投入。一進一退の展開でしたが37分、ホッフェンハイムに決定機!左に流れたFW9シップロック→DFラインの裏に抜けたFW14エリュヌシが右足シュートもゴール右枠外へ。ホッフェンハイムはMF8ポランスキーを下げてMF23サリホヴィッチを投入。
ロスタイムにはニュルンベルク、右サイドで粘ったMF17フランツが強引に右足クロス→PAアーク付近で待ち構えていたMF13清武弘嗣が右足シュートもゴール左枠外へ。ここは決めて欲しかったですが、清武がシュートを打つのはこの試合非常に少なかったので、この辺がやはり課題なのでしょう。セットプレーのキッカーを任せられてはいますが、今シーズンは得点を決めていかないといけないのは本人も十分、分かっているはずですが。
とはいえ、Jスポでブンデスリーガが見られるようになったので、機会があれば今週末に開幕するイングランド・プレミアリーグの合間を見て録画観戦していきたいところです。
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