イングランド・プレミアリーグ第19節。引き続き遡っての録画観戦ですが、とりあえず14位スウォンジーVS3位スパーズの一戦。結果はスパーズが先制したものの、試合終了間際に追い付かれて手痛いドローゲームとなってしまいました。さすがは昇格組で大健闘しているスウォンジー、いやロジャース監督といったところでしょうか。ただ、スパーズは直近の試合でロンドン暴動で延期になった開幕戦VSエバートンを2-0で下して2位ユナイテッドに勝ち点で並びましたので、ここからさらに期待したいところですねー。
2011/12/31(土)15時キックオフ【主審】フィル・ダウド【観客数】20,393人【天候】雨【得点】44分、FW11ファン・デル・ファールト(スパーズ)84分、FW11シンクレア(スウォンジー)
ホームのスウォンジーの布陣は4-3-3。3トップは左からFW11シンクレア、FW19ムーア、FW12ネイサン・ダイヤー。中盤3枚は左からMF27ゴワー、MF14ドビー、MF24アレン。DFラインは左からDF3ニール・テイラー、DF2ウィリアムズ、DF16モンク、DF29リチャーズ、GK1フォルム。
アウェイのスパーズの布陣は4-1-4-1。1トップはFW10アデバヨール、中盤4枚は左からMF3ベイル、MF14モドリッチ、MF8パーカー、FW11ファン・デル・ファールト。アンカーはMF30サンドロ。DFラインは左からDF32アス・エコト、DF4カブール、DF13ギャラス、DF28ウォーカー、GK24フリーデル。アウェイでの真っ黒ユニは初めてかも。
前半は立ち上がりから、やはりホームで強いスウォンジーペース。雰囲気のいいスタジアムでサポーターがホームチームを圧倒的に応援するので、アウェイチームにとっては非常にやりにくいですなぁ。スパーズは少しアウェイということもあって、リスペクトし過ぎましたかねぇ。4分にはFW12ネイサン・ダイアーが左足シュートもGK24フリーデルがクリア。
その後はジワジワとスパーズが盛り返しましたが、なかなか決定機を迎えられず、流れはスウォンジーに傾きかけたかに思われました。それでも先制したのはアウェイのスパーズ!43分、左サイドを上がったDF32アス・エコトのクロスを相手DFがクリアミス!そこをFW11ファン・デル・ファールトがバイシクル気味のシュートがゴール右隅に入って1-0!
後半に入ると、動いたのはスウォンジーのロジャース監督!DF29リチャーズに代えてDF22ランヘルを投入。しかし流れは先制したスパーズに傾きましたが、スウォンジーも盛り返しました。20分にはFW19ムーアがPA内左に侵入してシュートもゴール右枠外へ。直後のMF14ドビーの右CKからファーサイドのDF22ランヘルが右足で合わせましたが、こちらもゴール右枠外へ。その後ロジャース監督はMF27ゴワーに代えてMF26アグスティン、FW19ムーアに代えてFW10グレアムを投入。対するスパーズはFW11ファン・デル・ファールトに代えてFW18デフォー、MF8パーカーに代えてMF29リバモアを投入したんですが、待望の同点弾を決めたのはスウォンジー!
後半30分も過ぎると、スウォンジーがほとんどポゼッションして攻勢を強めていたんですが、それがよーーやく実ったのは後半39分。右サイドを上がったDF22ランヘルのクロスがDF32アス・エコトの足に当たってゴール前に流れると、GK24フリーデルがセーブできず、このこぼれ球をFW11シンクレアに詰められて執念の同点弾となりました!このまま逆転する勢いでしたが、スパーズもなんとか凌いで虎の子の勝ち点1をゲット。スウォンジーは勝ちに等しい勝ち点1を得たのではないでしょうか。このまま地道に勝ち点を積み上げていけば、プレミア残留の可能性も出てきそうな印象を受けました。「白鳥の湖」の快進撃が続くのか要チェックですなぁ。