イングランド・プレミアリーグは年末年始の過密日程が終わって、FAカップ、カーリングカップの日程を消化して、久しぶりのリーグ戦再開でしたが、厳しいスケジュールに変わりなし。直近の21節は、2位マンU対18位ボルトンの一戦を録画観戦いたしました。結果は3-0でユナイテッドが下位に低迷するボルトンに快勝!現役引退してすぐに復帰したMF22スコールズがいきなりスタメン出場して、結果を出したのが大きかったようです。まぁ、その前にFAカップでシティに3-2で勝った流れもあったんでしょうね。これで勝ち点で首位のシティに並びましたが、シティはアウェイでウィガンとのマンデーナイトがあるので、そちらも要注目。
2012/1/14(土)15時キックオフ【主審】ピーター・ウォルトン【観客数】75,444人【天候】晴れ【得点】45+1分、MF22スコールズ(ユナイテッド)74分、FW19ウェルベック(ユナイテッド)83分、MF16キャリック(ユナイテッド)
ホームのユナイテッドの布陣は4-4-2。2トップはFW10ルーニー&FW19ウェルベック。中盤は左からMF17ナニ、MF22スコールズ、MF16キャリック、MF25バレンシア。DFラインは左からDF3エブラ、DF5ファーディナンド、DF6エバンス、DF21ラファエル、GK34リンデゴー。右SBにDF21ラファエルが久しぶりのスタメン。DF25バレンシアを右SHに上げて攻撃的に行ったファーガソン監督。ベテランMF22スコールズを早速にボランチに起用する采配はさすが。
アウェイのボルトンの布陣は4-1-4-1。1トップはFW24エヌゴグ。中盤4枚は左からMF10ペトロフ、MF6ムアンバ、M16マーク・デイビス、MF7イーグルス。アンカーはMF19レオ=コーカー。DFラインは左からDF18リケッツ、DF12ナイト、DF31ウィーター、DF2ステインソン、GK1ボグダン。イングランド代表DF5ケイヒルは、チェルシーへの移籍が濃厚らしいです。前線もFW24エヌゴグの1トップ起用でしたが、FW14ケビン・デイビスがベンチスタートと厳しい状況か。
前半立ち上がりからホームのユナイテッドが圧倒。3分にはMF16キャリック→FW19ウェルベックが左足でシュートもGK1ボグダンがクリア!その後も押し気味に試合を進めるユナイテッド。14分には右からMF17ナニの高速クロスをGK1ボグダンがなんとかクリア!しかーーし、20分には右サイドからMF25バレンシア→FW19ウェルベックへのスルーパスが通ると、DF12ナイトが後ろから倒してしまいPK献上!ただ、このPKを蹴ったFW10ルーニーがGK1ボグダンに読まれてしまい決めることができずww。ただ、流れはユナイテッド。試合が動いたのは前半終了間際でした。PA内右サイドを侵入したMF17ナニ→FW10ルーニーのワンツーからルーニーがシュート性のグラウンダーになり、これをファーサイドにいたMF22スコールズが押し込んで先制!復帰していきなりゴールとは持っていますねー。
後半に入ってもユナイテッドのペース。10分にはPA中央でFW10ルーニー→FW19ウェルベック→FW10ルーニーがシュートもゴール左枠外へ。16分には右サイドをPA内にドリブル侵入したMF25バレンシアが折り返して、FW10ルーニーが詰めましたが、これまたゴール左枠外へ。両チームとも中盤でパスミスからインターセプトされる場面が多発して、やや緩い感じのゲームになってきたところで、ファーガソン監督が動きました。
24分、MF22スコールズに代えてMF11ギグス、MF17ナニに代えてMF13パク・チソンを投入し、試合を引き締めにかかりました。するとあっさりと追加点が生まれるところはさすが。中盤でMF11ギグス→FW10ルーニー→ギグス→ルーニー→FW19ウェルベックが右足でゴール左隅に流しこんで2-0!ただ、このシュート場面で相手DFと交錯したウェルベックが負傷。FW14エルナンデスを代わりに投入しました。さらに3点目が決まったのは37分、中盤でMF11ギグスからパスを受けたMF16キャリックの左足シュートがゴール左隅に決まって勝負あり。ユナイテッドは連敗ストップで今後につながるゲームとなりました。一方のボルトンは厳しい残留争いが続きそうです。