スペインサッカー観戦ツアー！（続二日目、ビルバオVSサラゴサ戦）

2日目（9月15日）の続きですが、グッゲンハイム美術館を見た後、ホテルにいったん戻る途中にサラゴサが滞在しているホテルの前を偶然通過したのが、冒頭の写真です。ホテルに戻ると、イングランドプレミアリーグのチェルシーVSブラックバーンがTV放送されていたので、観戦しながらくつろぎました。ブラックバーンDFのサンバがチェルシーFWシェフチェンコに頭を蹴られて、緊急搬送されたのが非常に心配になりました。

それはさておき、20時過ぎにホテルを出て、再び地下鉄でサン・マメスへ。翌日のサン・セバスチャン行きバスターミナルが偶然にもサン・マメス駅にあるので、時間とチケット購入ブースを確認した後、スタジアムに向かいました。その前に時間があったので、スタジアム前のバールで軽くビールとピザを頂きました。そしていよいよスタジアムに。

試合開始前のサン・マメススタジアム。いよいよ始まるぞという感じでした。

そして22時過ぎに試合開始です。

キックオフ直前に中央で声をかける背番号８が、サラゴサの司令塔でアルゼンチン代表のMFパブロ・アイマール。

前半はホームのビルバオがやや押し気味に試合を進めると、前半10分にゴール前でMFスサエタがFKを直接ゴールにねじ込んで、まさかの先制点をゲット！下がそのスサエタがFKを蹴った瞬間ショットです。

しかし、その後は一瞬の隙を突いた司令塔アイマールのスルーパスが、FWディエゴ・ミリートに通り、同点弾を浴びてしまいます。さすがはアイマールで、その後も何回もサラゴサの攻撃の起点となっていました。

その後の前半は、ビルバオが押し気味に試合を進めますが、両チームにイエローカードが数枚出るなど、やや荒れた試合模様に。後半は逆にサラゴサペースになって、ビルバオの攻撃も影を潜めてしまいます。結局、両チームとも追加点を奪えないまま試合終了。

「アーレービーブ！」といった圧倒的なホームの応援を受けながら、引き分けに終わってしまったので、ビルバオサポーターはやや不満気味だったかもしれませんが、熱狂的なサポーターの応援が間近で見れました。娘夫婦と来ていた臨席のおばちゃんが、キャーキャー盛り上がっていたのが印象的でした。子どものころから、ビルバオサポーターなんでしょうね。

サラゴサの攻めを懸命にクリアするビルバオDF陣。


試合終了後は帰宅する人ごみを避けて、歩いてホテルまで戻りました。
以下は翌日の地元紙の記事でーす。MF27のスサエタはビルバオの下部チームから上がってきた若手で、敗れはしましたが、前節のバルセロナ戦でも1ゴールを決めるなど、今後の活躍に期待したいですね。将来はスペイン代表に選ばれる可能性を秘めたファンタジスタになること間違いなし！