↑もちろんヒーローインタビューはFW11ズラタン!ユーロ予選では怪我しないで帰ってきてね!
J1第27節は「残留争い直接対決」第2戦!13位ヴァンフォーレ甲府との大一番は、過去最強クラスの台風18号が接近するなか、天候が大荒れのなかでの対戦となりましたが、結果はFW11ズラタンの決勝弾で危なげなく!?勝ち点3を積み上げることに成功!
約5ヶ月ぶりに降格圏から抜け出ましたが、まだ先は長いので予断を許しませんねー。リーグ戦第9節のワースト試合とナビスコ予選で負けた屈辱を少しは晴らすことができたかどうか。勝ち点3というよりはいわゆる「6ポインター」の価値がある試合だったことに間違いありません。
これで再びインターナショナルマッチウィークでの中断に突入。FW11ズラタンはユーロ予選でスロベニア代表として招集されましたが、なんとかケガをしないで無事に帰還してほしいところ。
2014/10/5(日)17時5分キックオフ【主審】飯田淳平【副審】大塚晴弘/金井清一【入場者数】5,416人【天候】雨 16.9℃ 89%【得点】51分 FW11ズラタン(大宮アルディージャ)
ホームのヴァンフォーレ甲府(監督:城福浩)の布陣は3-4-2-1。1トップはFW10クリスティアーノ、2シャドーはMF9阿部拓馬&FW15河本明人。中盤4枚は左からMF27阿部翔平、MF8新井涼平、MF30保坂一成、MF11ジウシーニョ。DF3枚は左からDF6佐々木翔、DF4山本英臣(キャプテン)、DF26青山直晃、GK1荻晃太。MF5マルキーニョス・パラナとFW19盛田剛平がケガでベンチ外。FW39泉澤仁クン対策でMF11ジウシーニョを右SHにハメ込んできた「策士」城福監督。
アウェイの大宮アルディージャ(監督:渋谷洋樹)の布陣は4-2-3-1。1トップはFW11ズラタン、3シャドーは左からFW39泉澤仁、FW28富山貴光(この辺はズラタンと縦になったり横になったりの関係)、MF41家長昭博(キャプテン)。ダブルボランチはMF23金澤慎&MF5カルリーニョス。DFラインは左からDF22和田拓也、DF17高橋祥平、DF18横山知伸、DF27今井智基、GK1北野貴之。DF14中村北斗がケガのため、MF22和田拓也をスタメン起用。2トップの一角にFW28富山貴光クンを使ってきました。
前半立ち上がりからややアルディージャペースか。ヴァンフォーレ甲府は守備時には5-4-1になるんですが、ほとんど決定的チャンスは無かった気がいたします。それはさておき5分、まずは右サイドからDF27今井智基クン→MF41家長昭博の左足クロス→FW11ズラタンがヘッドもゴール左枠外へ。6分にはFW11ズラタンがMF30保坂一成を倒してFK献上、DF4山本英臣のミドルシュートは大きく枠を外れましたが、雨天の影響かDF4山本英臣のFKは精度を欠いたようです。
その後はアルディージャがポゼッションするものの、守備が整ったあるいは引いた甲府のDFをなかなか崩せず。FW39泉澤仁クンはMF11ジウシーニョ&DF26青山直晃に抑えられてイマイチ。一方のヴァンフォーレはカウンターを狙いたいところでしたが、FW10クリスティアーノが前線で孤立したため、決定的チャンスが非常に少なかった印象。
15分には遠目からMF23金澤慎クンがミドルシュートもコーナーへ。24分にはMF5カルリーニョスの高精度左足アーリークロス→FW28富山貴光クンがPA内に飛び込みましたが、相手DFがクリア。27分にもFW28富山貴光クンが落としたところを再びMF23金澤慎がミドルシュートも大ハズレ。ただポゼッションできていた(攻撃の主導権を握っていたかはビミョーですが)ことが、逆に後半城福監督を動かせることになったのは結果オーライ!?
31分には右サイドをドリブル突破したDF27今井智基クンが、足を滑らせたMF27阿部翔平を尻目に右足グラウンダークロス→FW28富山貴光クンには惜しくも合わず、DF26青山直晃がコーナーへ逃れましたが、少し惜しい場面。直後には左サイドに流れたFW10クリスティアーノが強引に突破したPA左に侵入しましたが、ここは誕生日男GK1北野貴之が前に出てブロック。
37分にもセットプレーからDF4山本英臣が強引にミドルシュートを打ったんですが、大きく外れてしまい助かりました。とこのまま前半は一進一退ながら、ややアルディージャがポゼッションで優ったか。ここで後半に入ると、先手を打ってきたのはヴァンフォーレ甲府ベンチ!FW15河本明人を下げて、FW20キリノを投入!FW10クリスティアーノをシャドーに下げて反攻の狼煙を上げようとしました。後半立ち上がりに失点が多いアルディージャのスキを突こうと企んだのでしょう。
すると4分、ヴァンフォーレ甲府に決定機!DF6佐々木翔の左足アーリークロスをDF22和田拓也が中途半端なクリアをすると→こぼれ球を詰めたのはMF8新井涼平!鋭い右足ミドルが炸裂したんですが、ここはGK1北野貴之がなんとかパンチングセーブ!古巣対決の気持ちが入っていたようです。ところがこの甲府のコーナーキックからショートカウンター発動したのはアルディージャ!
DF4山本英臣の右足クロスのこぼれ球をMF41家長昭博が拾うと→DF17高橋祥平クンが前線へクリア→これを戻っていたMF8新井涼平がクリアミスしてしまい→FW39泉澤仁クンが拾うと→MF41家長昭博→泉澤仁→再び左サイド裏に抜けたMF41家長昭博が高精度左足クロス!→これをPA内にいつの間にか入っていたFW11ズラタンが右足裏で合わせるとゴールイン!おそらく狙い通りのカウンターを決めて大きな先制点はデカかった。
これでやや流れはアルディージャに傾いたようです。直後にもFW39泉澤仁クンが一度はたいて→FW28富山貴光クンの浮き球スルーパス→FW39泉澤仁クンが左足ループシュートをかましましたが、惜しくもゴール左枠外へと甲府ゴールを脅かすことに少しは成功。
11分にはMF5カルリーニョスの右CKのセカンドボールをDF22和田拓也が右足一閃も枠外へ。直後には左サイドからDF22和田拓也クンの右足クロス→FW11ズラタンがドンピシャヘッド炸裂!しましたが、GK1荻晃太がなんとかセーブ、と押し気味に試合を進めましたねー。
29分にも右サイドからDF27今井智基クン→MF23金澤慎が頭で落とすと→FW11ズラタンがPA右に侵入して決定的でしたが、ここはDF4山本英臣が身体を張ってブロック。ヴァンフォーレはシンプルに前線に蹴りこんできたんですが、ことごとくセカンドボールを拾うことに成功したアルディージャ。
ここでたまらず動いた甲府ベンチ。MF30保坂一成を下げてFW7石原克哉、さらにクロスの精度を欠いてきたMF11ジウシーニョに代えて、高精度FKを持つMF29水野晃樹を入れて攻撃陣に活を入れようとしましたが、アルディージャは逆に守備的シフトに傾きました。MF5カルリーニョスを下げてMF38増田誓志、FW11ズラタンを下げてFW32長谷川悠を投入!
その前にFW10クリスティアーノが36分、右足直接FKを炸裂しましたが、壁にあたってコーナーへ。直後のMF29水野晃樹の左CK→DF26青山直晃がファーサイドで合わせましたが、大きく右枠外へ外れてしまっては得点できない。
ロスタイムにはDF3福田俊介クンを投入して、長い4分をなんとか凌ぐことに成功!「勝ち点6」に値する大きな勝利を得たのはいいんですが、ここからさらに厳しい残留争いが続いていくので、油断禁物は言うまでもありません。天皇杯もありますが、個人的にはやはりリーグ戦最優先で準備をしてもらいたいですねー。
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