毎日が時差ぼけ

大阪発、いろいろな交通機関の搭乗記録

2010年11月の上海行き

2010-11-21 21:09:00 | 旅行記
10、リニアモーターカーは速い

上海浦東国際空港の到着ロビーに出た。

出迎えの名前ボードを掲げた人がたくさん集まっていた。その前をしばらく通過しなければ外に出られない。うっとおしいが、そこを通り過ぎて、ロビーに出た。

ここには携帯電話の自動販売機があるという記事がIT関係のウェブサイトに載っていたので、探してみた。なかった。すでに撤去されたのか、それともわかりにくいところにあるのか、または別のフロアにあるのか。わからないが、とにかくこのあたりにはないので、あきらめてリニアモーターカーの駅に向かった。

リニアモーターカーの駅は、ターミナルビルの向かい側にある。自動車の送迎道路のうえの渡り廊下を、延々と歩いて、動く歩道を歩いて、リニアモーターカーの駅に着いた。

右側にリニアモーターカーの切符売り場があるが、上海の交通カードを通信販売で買っていたので、切符を買う必要はない。手荷物検査機にリュックを通して、その先の自動改札を交通カードで通って、駅の中に入った。

ホームはその下の階に降りたところにあるのだが、エスカレーターと階段の入り口にロープがかかっていた。待っている人が少なかったので、リニアモーターカーはちょうど出たところだったようだ。案内の小姐が中国語で、少し待て、と言ったようなので、待った。しかし、下りエスカレーターは動き続けている。人を止めているのだから、エスカレーターも止めても良いものだが。

待っている間に乗客がどんどん増えてきた。下の階に列車が到着したような音がした。そろそろ乗れるようである。少し待つと、案内の小姐が乗り場行きのエスカレーターの前に移動した。

ロープが外された。待っていた乗客がぞろぞろとエスカレーターに乗った。

リニアモーターカーは自由席である。1等席もあったと思うが、どうやって乗るのか不明だった。




乗ってからしばらく待って、ゆっくりと走り出した。
並行して高速道路と近郊列車の線が走っていた。あの列車が市内では地下鉄になるのだろう。市内と空港の間の一番安くて一番時間がかかる交通である。

加速した。空港から少し行ったところにカーブがある。カーブを200km/hぐらいで通過して、さらに加速した。以前は430km/hまで速度を出したが、今回は300km/hまでしか出さなかった。

それでも10分ぐらいで、浦東地区の龍陽路駅に着いた。速い。






2010年11月の上海行き

2010-11-21 09:11:00 | 旅行記
9、動きが遅い自動両替機

上海浦東国際空港の入国審査の列に長時間並んだ。

自分の番がやっと来た。パスポートと入出国カードを渡した。横にカメラがあり、そちらを向くように言われた。カメラの方を向くと、撮影はすぐに終わったようだった。

左側に、審査官の対応が満足か不満かを押して知らせるボタンがあった。すぐに終わったので、一番左の大変満足を押した。

その先は手荷物受け取り場所だったが、今回は何も預けていないので、そのまま通過した。

が、ベルトコンベアの先に自動両替機が3台あった。その後ろは有人の両替所だった。せっかくなので、自動両替機を使ってみた。

昔の旅行で余っていたアメリカドルを持ってきていたので、それを両替することにした。そこには係の人が一人いて、日本人か?と聞いて、タッチパネル画面の表示を日本語にしてくれた。ちょっと変な日本語だが、両替をするには問題ない。

しかし、機械の動きが遅い。紙幣を一枚ずつ入れるのだが、一枚入れた後、次の紙幣を受け付けるまでにしばらくかかる。後ろで係の人が、一枚ずつ入れて入れて、と日本語で言うので、とにかく一枚ずつ入れた。

画面に人民元でいくらになるか、表示される。OKボタンか何かをタッチすると、何かお金を数えるような音がして、人民元札が出てきた。

ここまで一つ一つの反応が遅かったので、大丈夫かと思っていたが、無事に両替できた。

と思って機械の前から立ち去ると、さっきの係の人がレシートと小銭を持って追いかけてきた。両替は終わったと思っていたら、まだその後で小銭とレシートが出てくるのであった。

それにしても、この空港の係員の人は親切である。これは万博効果か?

しかし、台湾ドルはまだ両替していないようだ。