3月24日は亡き母の誕生日。
2012年に亡くなって、1年半経ちました。
この1年半の毎日は、母を思い出さない日はほとんどありませんでした。
すべての命が母に通じ、どんなに小さな昆虫や植物でも
母を思って命をないがしろにはできなくなってしまいました。
そのくせ、母は空にいるような気もして、
飛行機に乗った時にはきっとお母さんははこんなふうに飛んでるな、などと思ったり
青森の八甲田山に行ったときは、あ、お母さんがいる、などと考えたものでした。
母は信心深いひとで、神社仏閣などには必ず手を合わせる人でした。
般若心経を諳んじ、どんな小さな鳥居にも目を向ける人でした。
若い頃、「お母さんが死んだらものすごい力で守ってあげるよ、大船に乗った気でいなさい」
などと冗談ぽく言っていたのを今でも思い出します。
あれだけ信心深く、よろずの神々に手を合わせる人でしたから
神様に守られ、あながちうそではないのかな、などと思ってしまいます。
先日、一休禅師のこんな歌を目にし、
ああ、まさに母だ、と感じました。
「死にはせぬ
どこへも行かぬここに居る
たずねはするな
ものは云わぬぞ」
お母さん、守ってくれてるのわかるよ、ありがとう
お誕生日おめでとう!!!
母のカメラに収められていた写真。