キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

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2019-09-05 21:50:37 | 父の肺がん闘病記

高齢とは、いくつを指すのか?


いくつもの検査の経て、結果が告げられた。

両親に付き添ってくれたのは、妹二人。

ワタシは、今日は給料日と支払日で店を開けるわけにはいかない。
日程を決めるときに、主治医にそう言ったら 父がそれでも大丈夫と言い張って決めた今日。

 妹たちを見て 「ご家族で来てくれてありがとうございます」 と言われたそう。
結果的には予想通り肺癌で、すでに手術する時期は過ぎているとのこと。

骨転移が見られ、これには放射線が効くということ 抗がん剤は選定中で、2週間後にその結果がわかるということ

どっちにしろ【ご高齢なので】、負担の少ない方法を選ぼうと思っていること 等々、

父の顔を見て丁寧に説明してくれたそう。


ワタシのタイプではないが、末妹は「イケメン先生」だったとテンション高く、

母はメソメソと泣いてばかり、

父は「ご高齢なので」と言う言葉が@「癌」よりショックだったいい、

すぐ下の妹は「三姉妹で乗り切ろう」とげきを飛ばす。


近所の病院に行ったとき付き添った次女が 癌だとははっきり言わなかったけど癌なんだなぁと思った と言い、

県立病院に付き添ったワタシは、最初のCTを見て あ、癌だ と思ったのに、
あれだけの検査をして、検査室の前に癌の資料やポスターがあんなに並んでいたのに

「俺だけは大丈夫だと思った」父と 「お父さんだけは大丈夫だと思った」と言う母

貴方たち夫婦はどこまで能天気なんだ?


ま、いいけど。

来週、耳鼻科の診察があって、 再来週、治療方針が決まる

しばらくは両親と病院通いが続くのかな。


ワタシ、昨年自分の悪いところ切っちゃったので、 自分の心配せずに付き添えてよかった。 父のことが先だったら、共倒れだったわ。


 さぁ、明日息子が帰ってくる。



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