とうとう、息子が運転免許証を手にした。
コロナ禍もあって1年以上かかった。
普通の20代男性として暮らしている愛息にとって、
免許証も普通に取得できるもの、と思えた。
が、
マルチタスクである運転はハードルが高かった。
マニュアルからオートマへ変更した後も、苦労は続いたようだ。
愛息は姉である娘たちには弱音をこぼすけど、ワタシには何も言わず
黙って追加料金を払い何度も検定を受けたらしい。
次女のアドバイスで、後方確認、左右確認・・・と声に出したらうまくこなせたようで、
なんとか、運転免許証を取得。
何気なく運転してるけど、そうではない。
大げさに言うと、
テレビをみながらご飯を食べること
だって、マルチタスク。
はい、愛息は苦手です。
すごくがんばった
とLINEが来たけど、本当に頑張ったんだと思う。
病識がない息子にとって、ワタシや友達が運転できるのに自分はできないって
納得できなかったと思うし、
言われたとおりにできない自分に歯がゆい思いもしたとも思う
でも、愛息はまた1つできることを増やした。
いつか、おしゃべりしながら運転することだってできるようになるはず。