キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

誰の為か?

2017-01-24 10:24:59 | 日記
お義母さんの今の状態は誰のためか?

自分の子供たちに辛い思いをさせたくないと言って
おばあちゃんに会わせないB様。
それは、あの姿にびっくりした子供たちを受け止める覚悟がないだけ
としか私には思えない。

義母が、孫の声に一番反応する
と言ったのはB様。
その孫は、うちの三姉弟で、自分の子じゃない。

ワタシもそうだったけど、うちの子供たちも
そういう病室に入ることにためらいはない。

重篤の状態にある家族、親戚に声をかけること
それになぜためらう必要があるのか?

今回の延命の件も
ワタシには義母がそれを望んでいるとは思えない。
歩けなくなっちゃったら、みんなに迷惑かけるから
と言って、あんなに散歩して、足腰の保持に努力していた義母が
オムツ姿で、家族に晒されることを「よし」とするわけがない。

どんな姿でも、
たとえ意識がなくて、
機械に生かされている状態でも
生きていてほしい

と言う気持ちもわからなくはない。
でも、それはこちら側のエゴではないか?
義母のためと言うより、
覚悟のない私たちのため。

もし、このまま義母に逝かれてしまったら
と思うと胸が張り裂けそうだし、
義父の事をはじめ諸諸問題を抱え、立ち往生することは目に見えている。

でも、私は、
誇り高い義母のあの姿を見るのは忍びない。

B様の
とりあえず、抜管して、それでだめだったらまた気管挿管する
って考え方だけは賛成できない。

いい大学出てるんだから、もう少し頭使って欲しい。



ただ、私は他人だからと言われてしまえばそれまでだけど
だからこそ、私の世話になりたくなかった義母の気持ちが一番わかるんだよね。

選択の時

2017-01-23 22:31:17 | 日記
1.呼吸が安定してきたので人工呼吸器を外します。
2.自発呼吸ができます。
3.肺の出血は止まっています。
4.意識はありませんが、目を開いたり等顔の表情は豊かです。
5.自分で手足を動かすことはできません。
6.体勢の保持はできません。
7.鼻から経管栄養をおこなっています。
8.下の世話はさせたくないと、暑くても寒くても足腰が弱らないように散歩をしていましたが、今はオムツです。
9.また肺から出血する可能性があります。
10.今後意識が戻って会話したり起き上がったりする可能性はかなり低いと思われます。
11.気管切開をして繋いだ人工呼吸器はこちら側の都合で外すことはできません。
12.年齢は84歳です。


心臓が止まったときの心臓マッサージはしないことに決めました。
では、呼吸が止まったときは?
再び人工呼吸器をつけますか?
繋ぐつもりなら今のうちに気管切開をして準備をしておきたいのですが、
明日、明後日までにご家族で話し合っておいてください。


もし、私だったら子どもたちに
もういいよ、ありがとう
って言うと思う。
玉置さんを聞かせても反応しなくなったら、あきらめてとも言ってあるし。


でも、お義母さんはどう思ってるんだろう、まだあきらめていないかもしれない。


センター試験自己採点 合格可能性判定基準

2017-01-18 21:19:11 | 交通事故・高次脳機能障害
笑っちゃうしかありませんね。

2日間、緊張感は続かなかったようで、
2日目の理系科目が壊滅的。
得意科目なので、ダメージ大きく、
母立ち直れません。


息子は事故以降落ち込むことを知らないので、
のほほ~んとしています。

まさか、大学生になれないかもなんて・・・・信じられん

意識が回復するということ

2017-01-17 18:11:01 | 日記
義母が急変して5日目。
ドクターは難しいことを言うけど
少しずつゆっくり回復してるように見えます。

全然動かなかった手足は、今日になって両手拘束。
足も少しずつ動くようになり、
自発呼吸も増えてきました。

ただ、意識はまだかな。

義妹たちは意識が回復すれば、意思の疎通も簡単になり、会話もできるんじゃないかと
思っているようですが、

意識が回復するというのは…そんなもんじゃないよね。

私たち夫婦は息子で経験済みだけど、
きっと義妹たちはジェットコースターに乗ったように、振り回されるでしょうね。

当時のことを思い出して、つらいこともあるけど
あの経験が決して無駄にならないってこと。

意識が戻るってどういうことだろう?
気が付くってこと?