フレンチブルドッグ せんちゃん&まるぴぃのブログ

先代犬せんちゃんと新入りまるぴぃのブログ。
せんちゃんの生前に書けなかった事と、まるぴぃとの日々を綴っていきます。

誤解の原因・・・もしかして。

2010-11-15 14:42:30 | 問題行動・トレーニング
今朝のせんちゃんを見ていて、本当に可哀相になりました


朝ママがケージから出してあげると、わーいと出てきたものの、

ふとママの顔をマジマジと見て、背中の毛が立ち、

猛烈に震えて腰が抜けてました。

威嚇ではなく、どう見ても怯えている・・・。



ママが虐待したわけでもないのに、どうして??

・・・おそらく、ママの行動の意味が分からないから

怖いのだと思います。

ママはせんちゃんに妥協しませんから



最近のせんちゃんは、ママには触る事はできません。

時には、目がちょっと合うだけで威嚇する。

ちょっと動いただけでもダメです。



それでも、ママが大嫌いではないようなんです



できれば、ママと仲良くしたい、遊びたい、

でも、どうしたら良いのか分からない。。。

そう思っているかの如く、

気を惹こうとして、わざとカーペットをめくってかじったり、

床を蹴ったりしては、様子を見てくるのです。

時にはママを舐めにきたり・・・。




せんちゃんが「誤解」をしている点を探っている所ですが、

せんちゃん自身、パパママと楽しく過ごす為の「手段」を勘違いしているのと、

パパとママの態度にバラつきがある事が最大の理由だと

思いました。




ママは犬を育てた経験があるので、

犬とは仲良く楽しく、遊んであげたりするものの、

基本的な躾は妥協したくないタイプ。

ダメなものはダメ、と意志を通します。



パパは優しくて、いつでも誘いにのってくれる甘やかしタイプ。

時に「ママは厳しいね~」と、せんちゃんの味方をして、なだめてしまうのです。



せんちゃんは、ママには絶対にワガママが通用しないと知っています。



でも、パパは違う。

ボクの言いなりになってくれるし、優しいし・・・。



「ママがいつでもボクの楽しい事に邪魔をする」



そう思って、ある日ママを威嚇してみた。でも通用しない。

じゃあ咬みついてみよう。成功した。

威嚇して咬みつけば、ボクの思い通りになる。

思い通りになる事が、ボクにとって楽しい事。

ボスも楽しそうだし・・・。




そうやって覚えていったように思います。




せんちゃんがママに威嚇をしている時、パパは、

黙認か、「ダメだよ~」とヤンワリ叱る(せんちゃんに同調しているのと同じ)。

そのあと、せんちゃんがパパに寄り添いながら威嚇しているあり様。



これでは、せんちゃんが混乱してしまいます。

せんちゃんはパパ(ボス)に喜んでもらおうと思い、

ママに威嚇(ママはボクより下なんだよと命令)している可能性が

高いとも思いました。



そろそろ解決策を真剣に考えないと、せんちゃんが可哀相なので、

パパには真剣に心を入れ替えてもらうようにお願いしました。



とはいっても、今までの癖があるので、かなりの努力が必要です。

すぐ、せんちゃんペースにのってしまったり、声をかけてしまうので

無視を徹底してもらう事にしました。

そして、ママを威嚇した瞬間(犬の短期記憶は1.3秒以内だそうです。それ以降に叱っても無駄)、

真剣に「いけない!」と一言叱って、その場を去って、しばらくせんちゃんを無視してもらう。

ママに威嚇すると自分に不都合が起きる(ボスに嫌われる)、

と、せんちゃんに思わせる作戦。




ママも、努力が必要です。

今までのように、犬に妥協をしない方針は貫き、

「ママの方が上なんだよ」というトレーニングを強化しようと思っています。


今のせんちゃんは、ママに怯えているので、

威圧感を与える必要はありません。



ママと仲良くして、服従すると、メリットがあるというイメージに変える。

そこで、大好物を使って「フセ→マテ」を始めてみようと思います。

「フセ」や「マテ」は普段からやっている事ですが、フセながら待つ、

待つ時間を長くする点(目標1分以上)が違います。


「フセ」は服従の姿勢、「ヨシ」と指示が出るまでは思い通りにならない、

服従して指示に従えば、良いことが待っている。

それをくり返し、立場をハッキリさせて楽しいイメージを作る作戦。

今日から「マテ」の時間を、少しずつ伸ばしていこうと思います。



本当に真剣に取り組まないと、一番可哀相なのは

せんちゃんですから。。。



短い犬生なので、一日も無駄にはできません。

せんちゃんの幸せを優先に考えていきたいと思っています。



トレーナーさんの指示に少々逆らっていますが、

どうか、この方法が成功しますように・・・。





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