ヒロさんのシルバー川柳 気ままに一句!

  頭の体操とボケ防止! 
 備忘録を兼ねて 
 勝手気ままにつづっています。  
  元気な年寄りを目指して!

7 医学の進歩

2016-03-16 08:46:57 | 家族

手術も無事に終わり 翌日の昼頃にはICセンターから病室へ移りました。しかし

水一つ飲むのも看護婦さんを呼んで取ってもらわなければ出来なかったようです。

看護婦さん達は若い方が多くて どんなお願いにも 明るく笑顔で患者さんに接している姿は 

見ていてとても清々しく どれだけ癒されたか! 本当に感謝に堪えません。女神ですよ!

時間で次々と人は変わっては行きますが みなさん笑顔でテキパキと仕事をこなしている姿は

本当に素敵でした。ありがとうございました! 本当にお世話になりました。

[看護婦の明るい笑顔に励まされ」

2日目 3日目と少しづつ身体も動かせるようになって来ました。食事も点滴からスープへ

スープからお粥へ・・・一週間目には普通のご飯が出るようになっていました。

入院中は 娘が毎日洗濯物や食べたい物を聞いて持って行きました。

何でも食べて良いと許可をいただいていましたので!

「病室で食べるご飯の味気なさ」

「味が無い舌の痺れかむなしさか」

気持ちの面もあり 娘も 夕食は毎日コンビニの弁当を病室で一緒に食べていたようです。

8時の面会時間切れるまでいて 帰る毎日でしたので家に着くのは10時頃になっていたようです。

その間 私も 一人で夕食をとり風呂に入り(携帯を持って)娘の帰りを待ちましたが一人暮らしの

方の気持ちも実感しました。

気がかりな事もありました。 S医師は毎日病室へ朝と夕方見えて患者さんを励ましていましたが 

2~3日入院した方がそのまま帰られたり 隣の方はもう一度開いてみましょう!と 云うような

話も聞こえました。(先生の声は良く通る声でした)

後で看護婦さんに聞いたところ 手術出来ない方や 術後の傷口が良くない方もいたようです。

カミさんの方は 順調です! 後は術後の胆管の接続が定着すれば 大丈夫! 前と同じに何でも

出来ますよ。 何を食べてもいいし 今まで通り普通に生活出来ます。 当分は激しい運動や傷口に

負担のかかるような事は避けて下さい。それだけです!

「前よりも明るい笑顔回復期」 

先生に後光が射しているようで神様に見えましたよ! 本当!

さて 退院のときも近づいて 治療費の事も気になりましたが 今 高齢者は負担限度額だけの

支払いで良いと云う事で 手続きもしなくて良く大変助かりました。

一か月のカミさんの入院生活に付き合いながら 様々な人間模様もあり 一つとして同じ症例はない

病院の一日は とてつもなく忙しく時間の制約もある中で 医師達は少しでも患者の痛みを和らげて

あげようと奮闘していました。現代医学の進歩にはオドロキのことばかりでしたが 人への対応は

医学のチカラでも出来ない やはり人の心でしか癒されない物でもありました。これから 

 必ず定期検診を受けるようにしようと思い!

 おかしいと思ったら少しでも早く受診する事! 

 病気になってしまったら専門医に託す事!

教えられた事は 数多く大変役に立ちました。 若い方には献血がオススメです!

血液検査もしてくれますので自分の身体の状態が早く解るし 年に何回か献血すれば安心ですよ。 

思えば 何も解らず 悶々としていた11月から 病名が判明してから とんとんと進んで行き

お陰さまで 無事に手術退院となりました。今回の事で命拾いしたようなカミさんも 午前中は

店にも出られるようになりました。

この度

帝京大学医学部付属病院(板橋キャンパス)の方々には 大変御世話になりました。 

ありがとうございました。

担当の佐野先生 大変ありがとうございました。看護婦さん達にも大変御世話になりました。

ありがとうございました。 感謝の気持ちをこめて! 

あッ・・・ 息子の一言?ですか・・・

「何か解らなかったところを見つけてもらったのだから 先生にお任せした方がいい」 と!

長女も 住まいが近い事もあって毎日顔を出してくれました。お陰で助かりました。

ありがとう!


6 家族は第二の患者

2016-03-14 09:24:11 | 希望

2016年1月13日手術の日 5時半に起床

まだ暗い6時過ぎに家を出ました。(お店はもちろん休み)

手術は8時30分から・・・平日の朝は車が多いので 遅れてはいけないと早めに出たのです。

210台入る駐車場は2~3台でした。

病室では もう 体温や血圧の計測や準備に入っていましたので 私たちは邪魔をしないように

只 見守るだけでしたが・・・ 近くに嫁いでいる長女が8時に到着 8時20分に手術室へ!

カミさんも覚悟は出来ているようでも 歩く後ろ姿の足取りは心なしか重く感じました。

みんなで手術室の入り口まで送り 頑張れの声をかけて・・・

一時間が過ぎ 2時間が過ぎ 3時間が過ぎて 子ども達は気晴らしに病院内を散策に・・・東に池袋の

サンシャインのビルが直ぐ前に見えて 西を見ると富士山が・・・

18階の病室は特別室で どんな人が入るのか? 要らぬ想像したり? 

6階には 食堂もあり コンビニのフロアもあり家族で集まってお茶するところもありました。

家族用控え室には 誰か一人は居るように云われていたので 交代で食事を取りにでました。

4時間 5時間 6時間 呼び出しはありません。 と 云う事は手術は順調であろう! と

手術の順番を知らされていたので勝手に 今頃左は終わっただろうか? 右の肝臓はどうか?

等 想像しながら只 神様に祈っているだけでしたが! 途中で呼び出しがくればいい事では

ないと思っていたので 順調にいきますように!・・・順調に・・・

手術が終わり麻酔が切れて会えますよ!と 声がかかったのが 午後8時30分でした。 いや~

長かった! よかった。 よかった。 神様ありがとうございました!

手術室に入ると 切除された肝臓と胆のうを見せてもらいきれいに取れましたよ!と先生が!

右の方も大丈夫でしたよ! 転移はありませんでした。 後は右の肝臓の胆管定着と再発がなければ

大丈夫! 手術は無事に終わりました。との事 IC集中治療室で多くのチュウブに繋がれたカミさんの

手を握り「よかったうまくいったぞ!」の声にカミさんもシッカリと握り返していました。

10時間の大手術の跡とはおもえぬしっかりした握りでした。

担当の医師と看護婦さんにお願いしながら病院を後に・・・

 

 


5 S医師の診断

2016-03-14 08:45:55 | 希望

 たどり着いた T大学医学部付属病院  (本当にヤッと・・・と云う思いでした)

遅くなってはいけないと早めに家を出て 10時30分の予約でしたが 先生の顔を見られたのは 

お昼に近くなっていました。 いや~お待たせしましたね~ S医師は  にこやかな明るい笑顔で

私たちを迎えてくれました。 T医師から診療資料や画像は先に届いており 事前に診ていたとの事!

T医師の診たて通りであるということでした!

細部にわたって図で示しながら解りやすく説明してくれました。 事細やかな説明は私たちに

安心と 手術しようと云う気持ちと リスクも50%ある事もわかり カミさんの気持ちはゆれ動いてる

ようで 手術は一日でも早い方が良いというが 先だって 有名な女優さんも同じ病気で亡くなって

いる事も知り 明けて4日の入院を準備出来ると云われましたが 又 一時間にも及ぶ説明は普段はなく

カミさんも決断し兼ねているようで 待っている次の患者さんにも悪いので 私は明日電話で連絡する事

にしてもらい病院を後にしました。

その晩 家族でも話し合い 手術で取れるならやった方が良いという意見が多く カミさんも決心が

ついたようです。私が電話しようかと云いましたが 自分でお願いしていました。

がんの場所が難しいところにあり 手術は大きくなるようでした。

明けて4日に検査入院 (店は臨時休業)病室は18階建ての10階 治療ごとに階が別れているようです。

又 初めからそして細かく 手術の為の検査が行われました。

手術出来るのか 体力は? 等々 検査 検査の日々を1週間・・・ そして 9日に連絡があって

13日の手術の予定が決定した事が知らされました。(10~11日は店の仕事の都合で行けず)

連休明けの12日に説明があり 12日は午後6時からの説明に家族みんなでいきました。

 最終病名は「肝門部胆菅がん」ステージは -A・・・ 手術出来るかどうかのギリギリのところで

あること! 胆菅がんでは定型術式なものは無く がんの広がりに応じた安全で出来るだけ根治的な術式

が選択されるとの事。左の肝臓と胆のうは 切除する事が出来れば その後の治療は不要になる事!

 非常に難しい場所なのでリスク多い事! 命にまつわる臓器が集まっているところであり より

慎重な手術が必要であるため手術時間は10時間を要する。! 

そして右の肝臓は開けてみないと解らない部分がある? ということでした。

手術のお願いはしたものの カミさんも 又 不安がわき上がったようです。

術後の再発の可能性? 左の肝臓の切除!でとれれば後の治療は不要との事!肝臓は回復力が早くすぐ

元に戻る? 等 先生は一つ一つ不安を解消しながら 今 切除する事がベストであると云われました。

メキシコでは 70才以上になると手術や延命治療はしない国もあるようで もしもの事も(神様も

解らない事ですが)合わせて やはり 手術による切除が一番良いと云う事もわかりました。

そして 息子の一言が カミさんに「お願いします!」と 云わせたのです! 

午後8時を回っていました。 先生はベストを尽くします! と しっかり受け止めてくれました。

 先生にお任せするしかないと 私たちは病院を後にしたのです。

手術当日・・・ 



4セカンドオピニオン

2016-03-12 08:42:50 | 家族

今は 病院内や行政に セカンドオピニオン制度というのがあります。

病気に関する疑問や情報を教えてくれる制度で 今貴重な存在になってきています。

本人や家族の いろんな悩みや不安に的確に答えを出す! 患者の不安を取り除き前向きになれる!

ようにしてくれる。T医師も勧めてくれましたが 私たちは受けておりません。それは

T医師の説明は とても解りやすく なぜか信頼出来るものでした。 治療の事 病院の事

手術の事 何を聞いても 的確に瞬時に答えが出てきました。 手術は大変難しい所なので

専門医にまかせるのが良いこと、 年間の事例でT大学のS医師が一番信頼出来ること 等々

私たちではわからない情報も教えてもらう事ができました。 

T大学のS医師は(病院の実力等いつもトップに出る人) その後の新聞の記事等で知りました。 

その場で S医師に電話で連絡してもらう事が出来 一週間後の12月25日に予約も取る事が出来ました。

T医師も S医師も偶然金曜日が外来の診療日でしたので・・・

それから 病院の場所や 道路の確認 駐車場の確認等いろいろ調べたり準備に追われましたが 本人は

何の症状も無いので その頃には気持ちも落ち着いて普通に生活し お店も年賀状の作製等で忙しく仕事に

追われている日々が続きました。 何も解らなければ 不安や恐怖はつのるばかり 想った事はなんでも

聞いてみると 落ち着ける物だと云う事も知りました。

そして12月25日 T大学医学部付属病院へ向かいました・・・


3.11 5年

2016-03-11 08:32:13 | シルバー川柳

東日本大震災から丸5年!

復興は? 原発は? 何も思うように進まない!

帰りたいけど 帰れない! 未だ10万人以上の方が避難生活を

強いられている。 この現状!

「帰りたい  けど帰れない胸の内」

「忘れない忘れられないあの津波」

「汚染地は帰りたくても帰れない」

「家さ居ろ悔いて帰らぬこの5年」

「てんでんこ先祖の教え心する」

現地の方が望む復興を一日でも早く勧めていかなければならない! と 思う。

 未だ見つからぬ方々と 犠牲者の方々に 合掌!



3 餅は餅や

2016-03-10 18:30:55 | 家族

 内科の担当の医師にもいろいろやってもらいましたが 念のためと 外科のT医師に画像を

診てもらいましょう と いうことになり 又1週間後に病院へ・・・12月18日になっていました。

T医師の判断は的確で 造影剤によるC T画像とMRI画像により 左の肝臓の胆管が詰まっていることが

判明したのです。

肝臓で作られる胆汁を 十二指腸に運ぶ大事な管が片方完全に詰まっており その胆汁が血液の中へ入って

きて異常数値となっていたのでした。「病名は胆管がん」右の肝臓は働いているので症状はまったく無い

のですが このまま放置すれば 黄疸が出始め尿にも異変が出始める。との事。

最初の健診から2ヶ月が過ぎており 余命は半年~一年という宣告を受けました。 

今は本人に直接告知するのですね!(病院にもよるのか?) いきなりがんです! 余命半年~・・・

カミさんも気の強い方ですが・・・一時はがっくりと来ているようでした。 なんで私に・・・と

想うのは自然な感情だとおもいます。告知のストレスも大きいものでした。

9人兄妹の8番目で 兄妹に誰もがん患者はでていないし 私の方の家族も同じでなんで~?

治療方法は 今なら手術で切除出来るものであるが 出来るだけ早い方が良い。手術をしない場合は

抗がん剤&放射線治療になるが がんの進行を抑えるだけで駆除するものではない。 これから黄疸や

尿の変色等出て 体力の消耗も大きく延命の期間は不明で神様しか解らない。と云う事でした。 今

手術による切除ができれば その後の抗がん剤治療は不要になる。平均寿命までは大丈夫!でしょう!

 と医師はいうのですが!

 手術出来るかどうかの ギリギリの状態まで来ているようでした。 しかし2人とも大きな

病気は今までなかったので 手術は本当に可能なのか? がんは全部取れるのか? 費用は?再発は

転移は合併症は? どうか 等々 何を聞いたのか良く覚えていない状況でした! もし手術をするなら

T大学 K大学の付属病院と日赤病院が良いと云われましたが 通院の事もあり 近くで出来る所は無いか

どうか? いろいろ家族で相談しながらどうするかネットでも情報を集めて話合いましたが・・・

そして


 


2無料健診

2016-03-08 08:56:55 | ヒロさんのシルバー川柳一日一句

そもそもの始まりは 我が市で実施している40才以上の人への無料健診でした。

私は 行ったり行かなかったりでしたが カミさんは毎年受診しておりました。

昨年も10月14日に かかりつけのクリニックで 身長 体重 メタボ 血液 尿検査と問診の

簡単なもの(と云っては失礼)ですが その中で 肝機能の5項目の内4項目に異常な高数値が

でていました。 平均の十数倍も出たものがありましたので 医師も何かの間違いではないか? と

再検査を受けましたが 又同じ結果が出てしまいました。 本院の大きな病院を紹介され受診する事に

なりましたが 本人は何の症状もないし 昨年の診断の結果も何もないので不思議な思いだったでしょう。

11月の初めに立川の相互病院へ! そこでも血液検査に 肝機能ということで エコー検査と C Tの

検査をうけましたが? 何か解らず? ・・・ 次週は・・・

 M R Iを撮り検査・・・? ・・・それでも解りませんでした。次週は・・・

医師も首をかしげるばかり? なんでしょうか? ね! むむ・・・ 次週は・・・の繰り返しで

もう一度 C Tを念のため造影剤を入れてとってみましょう! と いうことで撮ってもらいましたが

またまた 医師も首を傾げるばかり? 本人も痛くも痒くもないし 何の症状も無いので しばらく

様子を見ようか? というのが帰りの車の中の2人の会話で 12月も半ばになっていました。

それでも?何か?2人とも気持ちの中に わだかまりを持ったままで 医師も又 同じ気持ちであった

ようで 念のために外科の先生に画像を見てもらう事にしましょう。と 言う事になりましたが・・・

 そこには・・・



1 突然に!貴方はどうしますか?

2016-03-06 17:58:01 | 家族

医師から

いきなり 「癌があります 余命は6ヶ月」 ・・・と

宣告されたら・・・? 貴方はどうするでしょうか?

がんの告知後一週間以内の自殺率は 12倍!

心疾患による死亡も5倍に増えるという大学の研究があるそうです。経緯にもよるが

告知により ひどくショックを受けて「何かの間違いではないか?「なんで私が? と

考えてしまうのは 自然な感情でしょう。 神様だけしか知らぬこと? とはいえ

病気はどの位進んでいるのか? はたして治るのか? 治療費は? 等々

必死に情報を集めても 不安や怖さはつのるばかり! 今では患者に直接がんの告知も

するのですね。 以前は家族に先に話したように聞いていましたが?

がんと どう向き合い 必要な情報をどう入手すればよいのか?

最近は 病院にも 行政にも相談センターが設置されているので とにかく解らない事は

良く話を聞いて 前向きになることが一番大事だと感じました。

病気のこと 治療のこと 手術のメリット デメリット! これからどの位

生きることが出来るのか? 神様しかわかりがせんが? 費用のことも?

担当の医師が一番の情報源であることは言うまでもありません。 今回カミさんの

診察に付き合いながら 出来れば先輩患者さんにも話が聞ければ 尚 いいのでは と・・・

私は感じました。

いいも悪いも 自分もやってみよう と いう気持ちになることが一番大事であると思いました。 が 

人は「隠していたい」 と 思うことも自然な感情ではないでしょうか?

「痛くなし痒くもないが癌がある」 何も症状がないというのも不思議な事ですが?

カミさんも 今の所は順調のようですが これからどうなって行くのか! 再発はどうか?

私は 何か一つでもみなさんの役にたてればと・・・経過を残しておこうと思いました。

これからの「もしも」! のために・・・


梅の花

2016-03-05 08:55:49 | シルバー川柳

昨年の花が終わって

盆栽好きの友人に預けていた梅の鉢が 見事な蕾をつけて帰って来た!

以前 お客様にいただいた鉢で 私は手入れが出来ないので頼んでいたもの!

いや~うれしいかぎりである・・・

              蕾をいっぱい付けて!

                店の暖房で一日で満開に! (青空のイメージで)

 「代々と繋がって行くおもいやり」

 「香り良く目にもたのしい梅の花」

お客様にも 好評です!



回復期

2016-03-01 18:35:35 | ヒロさんのシルバー川柳一日一句

今日から3月! ぬるむ季節へ入りましたね!

子ども達が カミさんの快気祝い と 私の喜寿の祝い を兼ねて食事会を!

用意してくれました。 ゆっくりお茶でも飲め! ということか? 茶碗ももらいました。

お陰さまで カミさんの 術後の回復も順調でホッとしています。

みなさんには いろいろご心配頂きありがとうございました。

 「生き方を大事に思う手術あと」

                      水ぬるむ

                    芽吹き

   少しずつ すこしずつ 春が!