平日に集まったギャラリーは２２５８人フェアウエーキープ率は４６・４２％
名匠・井上誠一氏が設計した難コースは
高低差のあるフェアウエーの左右に深いラフが待ち受け
「ゴルフの難しさを井上さんに試されていると思いました」
１３番（パー５）１打目のドライバーを左の林に打ち込みまたもボギーをたたく。
この１３番は流れをつかみかけた２ラウンド目でもティーショットを
スプーンで左に曲げてボギー
“鬼門”となったホールに
「心理的な面で試されているような気分だった中途半端な気持ちになってしまった」
「調子がよかった分、期待もしていたんだけど…。ドライバー（の乱れ）は許容範囲だったがパットはもう１回しっかり練習し直したい。
１３番は本当に難しいホールだった」
今季苦しんでいるパッティングは依然として不調が続く。
この日も上半身の力みからストロークが乱れバーディチャンスを何度となく
外してしまう
「グリーンの傾斜やマウンドに惑わされた重心が上がっていると前半から気づいたがその調整は練習からじゃないと」と
根本的な問題と理解する。
。「調子はいいのに試合では思い通りにさせてもらえなかったゴルフの総合的なレベルが出場選手で一番下の方だった」
「コースが頭に入っていても僕には関係なかった。それはストレートな球を打てるようになってからの話ですから」
生命線のドライバーがブレては戦う以前の問題だった
残るメジャーの全英オープン出場権は今後の日本ツアーの成績次第
「メジャー出場ばかりを目指してるわけじゃない目の前で自分が取り組んでいるものを全力でやりたい]
「1年前から練習してきた成果が出てきています。今回はダメでしたが良いゴルフが出来るんじゃないかという手ごたえはあります」
新兵器の手応え１０グラム重くした新シャフトを入れたドライバーだが
「体がフルに使って打てる。ゆっくりと安定したバックスイングができるので球質も良くなってきた」と自信
加藤キャディーも
「今日は風も吹いたけど重い球が出るので距離も出ていました」
遼君全米OP予選の画像
全米OP3位タイで予選通過したのに・・・
横尾要プロの感想５アンダーの３位タイで権利を手にした横尾要プロはこれが自身４度目の挑戦となる。
特に1999年大会では初日に一時トップに立った経験もあり大会への思い入れもある一方で
全米屈指のモンスターコースで行われるこのメジャー戦の怖さも十分すぎるほどに知っている。
それだけに「無理ですよ、行っても。自信を失いに行くようなもの」と心は今から後ろ向き。
「だって前回に行ったときもドライバーでフェアウェイまで行かなかったんですもん。
雨でアゲンストの風なら僕の飛距離では届かない」などと予選突破の喜びにひたるどころか
弱気な言葉ばかりがついて出たが、胸の奥には確かに燃えさかるものもある。
勝手知ったるコースだったのだ甲斐新太郎プロの感想（同じく3位タイ）横尾プロと同じく３位タイで出場権を獲得した甲斐プロは昨年の
全英オープンに続く２枚目の“メジャー切符”をつかんだ。
２アンダーの７位からスタートした２ラウンド目は後半の10番から連続ボギーを
叩き、万事休すかと思われた。
だが年間平均10回は回っているという“勝手知ったるコース”で土壇場に息を吹き返した。
３アンダーで迎えた17番で起死回生のイーグルを奪いみごと資格のある上位５人に食い込んで
「上がってから“通った”と言われて・・・。久々に手が震えていましたよ」と
プレッシャーの大きさを振り返り喜びに浸っていた。
三菱ダイヤモンドカップゴルフペアリングが発表になりました
遼君はまた凄い方たちとの組み合わせです
片山プロに小田孔明プロと一緒でインコース8時スタートです
「こういう難しいコースは好き」と言う片山プロは昨年は3位
難コースに遼君はどう立ち向かうかな～
ペアリング・スタート時間
昨年の遼君
1日目10番ティからスターとした遼君は
2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「75」
4オーバーの88位タイ
「ラフからはグリーンでボールが止まらない。
ティーグラウンドに立った瞬間に絶対にラフに入れたくないと思うと
フェアウエーが狭く見えてしまいスイングが小さくなった。
コースに負けている。気持ちが弱い」と“恐怖心”抱く
2日目4オーバーの88位タイからスタートした遼君は
スタートホールの1番でティショットを右に曲げてボギー発進。
6番ではティショットを左に大きく曲げてOBとするなど痛恨のダブルボギー。
4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー
通算6オーバーの95位タイで終了
4試合連続となる予選落ちを喫した
「前半は、まだフェアウェイに置きたい気持ちが残っていた。
それが微妙にスイングを狂わせたのだと思います」
「厳しく、しっかりと真剣にゴルフに向き合って逃げることなく練習をしたいです。
1日でも無駄にしません。
無駄にしたら負けるという気持ちで気合を入れて過ごしたいです」