宝塚ゴルフ倶楽部で実際に練習ラウンドを行った遼君
3年前の兵庫国体で埼玉代表としてまわったことがありその時は個人少年の部で4位になった。
「風に苦しめられた記憶が残ってますね」。
「印象深いのは18番(試合では9番)です。
ティショットが打ち下ろしで途中に川が流れているんですが当時はドライバーで
川の手前のフェアウェイに打っていた。
でも今日は川を越えることが出来て自分の成長を感じた」と
3年前を思い出しながらのラウンドでの収穫を口にしてました
「前回の関西オープンでは10番スタートでイーグルを奪いそのまま初日から
首位に立って優勝出来ました。
この宝塚ゴルフ倶楽部も偶然にも1番がパー5なので初日良い位置につけるためにも
イーグルスタートを切りたいですね」と今季も先行逃げ切りを目論む。
関西オープン・メディアデー,記者会見画像
自らの成長を実感し感慨に浸った遼君だがそれ以上に同GCには特別な思い入れがある。
遼君がプロ転向に当たって道筋をつけてくれた島田氏が生前所属していたコースであり
今大会が行われる新コースは95年の阪神・淡路大震災の際に大きな被害を受けたが
島田氏の監修でコース改造を行っている
お別れの会
「僕がマイナビで優勝して次の日に亡くなられたということを知ったのは
一週間位あとのことで体の状態も詳しく知らなくていきなりの訃報でびっくりというか
半分信じられなかった。
こういう形でお別れというのは寂しい気持ちで一杯です。
僕がマンシングで優勝してフジサンケイで改めて挨拶をしたときに
『もっと好きなように、楽しくゴルフをやりなさい』って言ってくれてその後も会うたびに
『体、大丈夫ですか』と声を掛けてくれてすごく優しい温かい方という印象でした。
(献花の際)手を合わせた時間は短いけどその間に色んな事を言えたと思う。
これからも見守ってくださいと伝えたつもりです」
島田氏との思い出を語った遼君は
「マスターズ出場が決まって島田さんも喜んでくれているでしょうね」と
いう記者の問い掛けをきっかけに涙が溢れ出し
「本当に頑張ろうという気持ちになりますね」と
なんとか絞り出した後、10分以上その場で涙を流し続けた。
「明日はあるゴルフトーナメントの 「メディアデー」に出席の予定です」って
ブログに書いてあって・・・ひょっとして遼君の事かな~って
なぜかそう思ってしまったんですがまさか的中するとは・・
ゴルフ通信
25日から開催されるミズノオープンのペアリングが決まりました
遼君はインコース12:23スタートです
丸山茂樹プロ鈴木亨プロとプレーします
ミズノオープンのペアリング
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*
名手・達人の名言
ちょっとした見栄がゲームをだいなしにする アーノルド・パーマ
説明は全く不要なほどの「言葉」であろう。
しかしあのパーマーがこの言葉を残しているところに意義がある。
パーマーはいうまでもなく現代の米国プロゴルフを今日の隆盛に導いた第一人者である。
偉大なプレーヤーは何人もいるが人気という点ではまちがいなく史上第一位だった。
ストロークプレーにおいてのゴルフはいかにミスを少なくするかという
いわば保守的な要素を色濃くもつスポーツである。
ところがパーマーは「攻撃=チャージ」という概念をもちこみゴルフをエキサイティングにして
『アーニーズ・アーミー』という熱狂的なファンを生み米国のヒーローになった。
どんな難しい位置からもピンを狙いそれが成功すると拍手喝采我らがアーニーはやってくれたぞ!ってなものだ。
しかしゴルフの本質の半分は先ほどもふれたが『守る』こと。
その後に現れたジャック・二クラスが攻守を兼ね備えた典型で帝王と呼ばれた。
ともかくゴルフはミスを少なくするゲームだから安全優先がスコアメークには欠かせない
一大要素であることは紛れもない事実。
その点でいえば見栄は最大の敵なのである。
アベレージゴルファーにおいてもこれは同じ。
腕前も省みずショートホールなどでも同伴競技者より長いクラブは持ちたがらないし
レイアップせずにクリークの餌食となったりするのは日常茶飯事。
きっとあなたにも経験があることだろうしパーマーもまた守るべきところをギャラリーの熱い
願望にも似た声援に押されてチャージし敗れたことは何度もあったに違いない。
そのためかグランドスラマーには至っていない。
しかし記録より記憶には誰より残っているプレーヤー。
ゴルフの本質とプロスポーツの人気という狭間に立つパーマーから出た
「言葉」だからこそ味わい深いのである。
■アーノルド・パーマー
1929年米国生まれ。
ウェイクフォレスト大学在学中に全米アマ優勝。
PGAツアーに参加。60勝をあげている。
シニアで獲得したタイトルは10勝。
ツアーでの勝利のなかには全米オープン、マスターズ、全英オープンの
メジャータイトルも含まれているが全米プロは2位は3回あるが優勝はなく
グランドスラマーにはなっていない。
しかしプロ入りから一貫してチャージ・スタイルは変わらず圧倒的人気を呼び
アーニー・アーミーズなる親衛隊を生み国民的ヒーローとなった。
ゴルフを米国のメジャースポーツの地位へと引き上げる牽引力となったのである。
3年前の兵庫国体で埼玉代表としてまわったことがありその時は個人少年の部で4位になった。
「風に苦しめられた記憶が残ってますね」。
「印象深いのは18番(試合では9番)です。
ティショットが打ち下ろしで途中に川が流れているんですが当時はドライバーで
川の手前のフェアウェイに打っていた。
でも今日は川を越えることが出来て自分の成長を感じた」と
3年前を思い出しながらのラウンドでの収穫を口にしてました
「前回の関西オープンでは10番スタートでイーグルを奪いそのまま初日から
首位に立って優勝出来ました。
この宝塚ゴルフ倶楽部も偶然にも1番がパー5なので初日良い位置につけるためにも
イーグルスタートを切りたいですね」と今季も先行逃げ切りを目論む。
関西オープン・メディアデー,記者会見画像
自らの成長を実感し感慨に浸った遼君だがそれ以上に同GCには特別な思い入れがある。
遼君がプロ転向に当たって道筋をつけてくれた島田氏が生前所属していたコースであり
今大会が行われる新コースは95年の阪神・淡路大震災の際に大きな被害を受けたが
島田氏の監修でコース改造を行っている
お別れの会
「僕がマイナビで優勝して次の日に亡くなられたということを知ったのは
一週間位あとのことで体の状態も詳しく知らなくていきなりの訃報でびっくりというか
半分信じられなかった。
こういう形でお別れというのは寂しい気持ちで一杯です。
僕がマンシングで優勝してフジサンケイで改めて挨拶をしたときに
『もっと好きなように、楽しくゴルフをやりなさい』って言ってくれてその後も会うたびに
『体、大丈夫ですか』と声を掛けてくれてすごく優しい温かい方という印象でした。
(献花の際)手を合わせた時間は短いけどその間に色んな事を言えたと思う。
これからも見守ってくださいと伝えたつもりです」
島田氏との思い出を語った遼君は
「マスターズ出場が決まって島田さんも喜んでくれているでしょうね」と
いう記者の問い掛けをきっかけに涙が溢れ出し
「本当に頑張ろうという気持ちになりますね」と
なんとか絞り出した後、10分以上その場で涙を流し続けた。
「明日はあるゴルフトーナメントの 「メディアデー」に出席の予定です」って
ブログに書いてあって・・・ひょっとして遼君の事かな~って
なぜかそう思ってしまったんですがまさか的中するとは・・
ゴルフ通信
25日から開催されるミズノオープンのペアリングが決まりました
遼君はインコース12:23スタートです
丸山茂樹プロ鈴木亨プロとプレーします
ミズノオープンのペアリング
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*
名手・達人の名言
ちょっとした見栄がゲームをだいなしにする アーノルド・パーマ
説明は全く不要なほどの「言葉」であろう。
しかしあのパーマーがこの言葉を残しているところに意義がある。
パーマーはいうまでもなく現代の米国プロゴルフを今日の隆盛に導いた第一人者である。
偉大なプレーヤーは何人もいるが人気という点ではまちがいなく史上第一位だった。
ストロークプレーにおいてのゴルフはいかにミスを少なくするかという
いわば保守的な要素を色濃くもつスポーツである。
ところがパーマーは「攻撃=チャージ」という概念をもちこみゴルフをエキサイティングにして
『アーニーズ・アーミー』という熱狂的なファンを生み米国のヒーローになった。
どんな難しい位置からもピンを狙いそれが成功すると拍手喝采我らがアーニーはやってくれたぞ!ってなものだ。
しかしゴルフの本質の半分は先ほどもふれたが『守る』こと。
その後に現れたジャック・二クラスが攻守を兼ね備えた典型で帝王と呼ばれた。
ともかくゴルフはミスを少なくするゲームだから安全優先がスコアメークには欠かせない
一大要素であることは紛れもない事実。
その点でいえば見栄は最大の敵なのである。
アベレージゴルファーにおいてもこれは同じ。
腕前も省みずショートホールなどでも同伴競技者より長いクラブは持ちたがらないし
レイアップせずにクリークの餌食となったりするのは日常茶飯事。
きっとあなたにも経験があることだろうしパーマーもまた守るべきところをギャラリーの熱い
願望にも似た声援に押されてチャージし敗れたことは何度もあったに違いない。
そのためかグランドスラマーには至っていない。
しかし記録より記憶には誰より残っているプレーヤー。
ゴルフの本質とプロスポーツの人気という狭間に立つパーマーから出た
「言葉」だからこそ味わい深いのである。
■アーノルド・パーマー
1929年米国生まれ。
ウェイクフォレスト大学在学中に全米アマ優勝。
PGAツアーに参加。60勝をあげている。
シニアで獲得したタイトルは10勝。
ツアーでの勝利のなかには全米オープン、マスターズ、全英オープンの
メジャータイトルも含まれているが全米プロは2位は3回あるが優勝はなく
グランドスラマーにはなっていない。
しかしプロ入りから一貫してチャージ・スタイルは変わらず圧倒的人気を呼び
アーニー・アーミーズなる親衛隊を生み国民的ヒーローとなった。
ゴルフを米国のメジャースポーツの地位へと引き上げる牽引力となったのである。