先日、チャーリー・パーカーに関する素晴らしいウェッブ・サイトをいくつか見つけた。
まず、イギリス人のLlew Walker(リュー・ウォーカー)氏というパーカー愛好家(研究者でもある)が制作・運営しているサイトで、タイトルは、
”Bird Lives: the Life of Charlie Parker Jr.”(バードは生きている――チャーリー・パーカーの人生)
https://www.birdlives.co.uk/
ここには、パーカーの詳細な伝記、考察、文献・資料などが掲載され、またパーカーの演奏(音源)、写真、映像もアップされている。内容が実に豊富で、さすが学究肌のイギリス人のサイトだと思った。もちろん全部英語で、読み応えは十分。私が読んだのはまだ4分の1くらいなのだが、参考になることがたくさんあって、非常に有益だ。2013年ほぼ同じ頃に出版された最新のパーカー研究本、スタンリー・クラウチの著書とチャック・ハディックスの著書も紹介され、両書の研究成果も採り入れているようだ。このウェブ・サイトは2005年に立ち上げられ、年々充実させて、2018年まで更新を続けている。
このサイトに、パーカーが1950年代に行ったインタビューを活字化したものがアップされていたので、全部プリントアウトした。YouTube にアップされている音源もあるが、聴くだけでは分からない部分も分かって、大変役に立っている。
また、このウェッブ・サイトの伝記の部分を読んでいたら、日本語の翻訳があって、クリックしてみたところ、日本人のパーカー・ファン・サイトにリンクされていた。鈴木よういち氏という人が制作・運営しているサイトで、タイトルは、
”Chasin’ the Bird” (バードを追いかけて)
http://www.chasinthebird.com/
「モダンジャズの神様「Bird」こと、チャーリー・パーカーのファンサイト。泥沼パーカーフリークのためのオアシスです」という紹介があって、鈴木氏のエッセイのほか、パーカー・ファンの投稿記事もたくさんアップされている。話題もさまざまだ。また、リュー・ウォーカー氏のウェッブ・サイトの英語の記事を鈴木氏自身が苦労しながら和訳して、22項目に分けて掲載している。2005年6月から2年半ほどかけて、和訳作業を続けたことが分かり、感心した。現在、この和訳も読ませてもらっている。ほかに、パーカー音源紹介、引用フレーズ集、好きな曲とアルバムのアンケート、掲示板もある。このサイトは、1999年に立ち上げられ、2015年8月23日が最終更新。残念ながらこの4年間ほどは休止中である。
もう一つ、日本人の作ったウェッブ・サイトで、凄いと思ったサイトを紹介しよう。
“The Bird’s Legacy” (バードの遺産)
http://birdparkerslegacy.com/index.html
Toriya さんというパーカー愛好家(本名は三浦和三郎氏)が2011年に立ち上げ、2012年3月12日パーカーの57回目の命日にリニューアルしたという。2018年11月17日の最終更新に至るまで、ページを増やしていったのだろう。ここにアップされたレコード・コレクションは圧巻。コレクターズ・ノートも有益。チェン・パーカーへのインタビュー記事、レコードのライナー・ノーツなど、パーカーに関する英文記事の翻訳文もアップされている。
上記の二つのサイトには、他の関連サイトへのリンク一覧があり、これを見ると、パーカーを研究しているサイトは他にいくつかもあるようだ。
なかでも、シンプルだが、中身が非常に濃密な英文サイトを見つけた。タイトルは、
"Miles Ahead: A Miles Davis Website"
http://www.plosin.com/milesAhead/main.aspx
アメリカ・ヴァージニア州在住の Peter Losin(ピーター・ローシン)氏のウェッブ・サイトで、マイルス・デイヴィスのほかにチャーリー・パーカーのページも充実。ディスコグラフィに加え、最新の詳細な年表(作成者はデンマーク人のLeif Bo Petersen氏)もアップされていて、大変役に立つ。
まず、イギリス人のLlew Walker(リュー・ウォーカー)氏というパーカー愛好家(研究者でもある)が制作・運営しているサイトで、タイトルは、
”Bird Lives: the Life of Charlie Parker Jr.”(バードは生きている――チャーリー・パーカーの人生)
https://www.birdlives.co.uk/
ここには、パーカーの詳細な伝記、考察、文献・資料などが掲載され、またパーカーの演奏(音源)、写真、映像もアップされている。内容が実に豊富で、さすが学究肌のイギリス人のサイトだと思った。もちろん全部英語で、読み応えは十分。私が読んだのはまだ4分の1くらいなのだが、参考になることがたくさんあって、非常に有益だ。2013年ほぼ同じ頃に出版された最新のパーカー研究本、スタンリー・クラウチの著書とチャック・ハディックスの著書も紹介され、両書の研究成果も採り入れているようだ。このウェブ・サイトは2005年に立ち上げられ、年々充実させて、2018年まで更新を続けている。
このサイトに、パーカーが1950年代に行ったインタビューを活字化したものがアップされていたので、全部プリントアウトした。YouTube にアップされている音源もあるが、聴くだけでは分からない部分も分かって、大変役に立っている。
また、このウェッブ・サイトの伝記の部分を読んでいたら、日本語の翻訳があって、クリックしてみたところ、日本人のパーカー・ファン・サイトにリンクされていた。鈴木よういち氏という人が制作・運営しているサイトで、タイトルは、
”Chasin’ the Bird” (バードを追いかけて)
http://www.chasinthebird.com/
「モダンジャズの神様「Bird」こと、チャーリー・パーカーのファンサイト。泥沼パーカーフリークのためのオアシスです」という紹介があって、鈴木氏のエッセイのほか、パーカー・ファンの投稿記事もたくさんアップされている。話題もさまざまだ。また、リュー・ウォーカー氏のウェッブ・サイトの英語の記事を鈴木氏自身が苦労しながら和訳して、22項目に分けて掲載している。2005年6月から2年半ほどかけて、和訳作業を続けたことが分かり、感心した。現在、この和訳も読ませてもらっている。ほかに、パーカー音源紹介、引用フレーズ集、好きな曲とアルバムのアンケート、掲示板もある。このサイトは、1999年に立ち上げられ、2015年8月23日が最終更新。残念ながらこの4年間ほどは休止中である。
もう一つ、日本人の作ったウェッブ・サイトで、凄いと思ったサイトを紹介しよう。
“The Bird’s Legacy” (バードの遺産)
http://birdparkerslegacy.com/index.html
Toriya さんというパーカー愛好家(本名は三浦和三郎氏)が2011年に立ち上げ、2012年3月12日パーカーの57回目の命日にリニューアルしたという。2018年11月17日の最終更新に至るまで、ページを増やしていったのだろう。ここにアップされたレコード・コレクションは圧巻。コレクターズ・ノートも有益。チェン・パーカーへのインタビュー記事、レコードのライナー・ノーツなど、パーカーに関する英文記事の翻訳文もアップされている。
上記の二つのサイトには、他の関連サイトへのリンク一覧があり、これを見ると、パーカーを研究しているサイトは他にいくつかもあるようだ。
なかでも、シンプルだが、中身が非常に濃密な英文サイトを見つけた。タイトルは、
"Miles Ahead: A Miles Davis Website"
http://www.plosin.com/milesAhead/main.aspx
アメリカ・ヴァージニア州在住の Peter Losin(ピーター・ローシン)氏のウェッブ・サイトで、マイルス・デイヴィスのほかにチャーリー・パーカーのページも充実。ディスコグラフィに加え、最新の詳細な年表(作成者はデンマーク人のLeif Bo Petersen氏)もアップされていて、大変役に立つ。
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