高知では
思いがけない事
が
あった。
翌朝
の
朝食バイキング
での事だ。
私
は
飲み物
を
取って
席
に
戻ろうとしていて
年配
の
男性
に
歩く道
を
譲った。
ソーシャルディスタンスだ。
その男性
の
後ろ姿
を
見るともなく見ていて
細い
スキニージーンズ
の
裾
を
折り上げて
はいている。
上着
も
さりげなく
オシャレなおじさんだな。
そんな
感想
を
持った。
後ろ
を
10歩ほど
歩き
先に着いた。
先程
の
男性
は
私の右斜め前
の
テーブル
で
私
と
向かい合うように
座っていた。
⁉️
えっ⁉️
「山本亘さん、、、」
えっ?嘘!
一人絶句して
前に座る夫
の
もとに行き
耳打ちした。
「山本亘さんがいる。左後ろに。」
えっ?
夫
は
振り向いて
亘さんの方
を
見た。
そうだよな、
当然
そんな
反応するよ。
申し訳ない、
失礼しました。
と
山本亘さんに
ごめんなさい。
の
気持ちであったが、
今、
伝えない
と
伝えられないからなあ、、
しかし、
なんで、
高知
の
こんな所に?
食事しながら
考えていた。
山本亘さん
が
食事
を
終え
コーヒー
を
お持ち帰り
して
バイキング会場から
出て行くのを
見て
静かな
興奮
が
湧き上がって来た。
思いがけない事って
あるもんだなあ。
田舎者
の
私たち
は
芸能人
って
種類の方
に
弱い。
カッコいいなあ。
さりげない
雰囲気
が、、、
と
ため息する。
部屋に戻り
検索した。
前日、
「埋没」
という
演劇公演
に
出ていたのだった。
懐かしい
思い出
が
私
を
40年前
に
戻した。
その頃
私
も
我が地域
の
市民劇場
に
所属して
二ヶ月に一度ほど
演劇
を
鑑賞していたことがあった。
山本亘さん
の
お兄さん
の
圭さん
が
演じる
シェイクスピア
の
四大喜劇
の
「お気に召すまま」
を
観劇して
市民劇場
の
はからいで
圭さんのお話
を
伺う。
という
30人程が
市民会館近く
の
喫茶店
で
圭さんの話
を
聞いた。
という
そんな
良い思い出である。
何を話されたか
覚えていないが、
ふわふわ
と
浮ついた気分
で
興奮していたのを思い出す。
山本亘さん
77歳だと。
若々しく
素敵だ。
いや、
若々しく
というのは
好ましくない
なんというか、、
年齢は年齢だが、
それらしさ
を
失っていない。
(何を知っている。と言うんだ。笑)
というか
私もそのように
なりたい。
と、
憧れた。
急に若き日
の
あの興奮
が
甦り
ワクワクしたのだ。
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