Set me free!!!

storytellerです。本当に短い物語を書いたり、思い出話や日常の諸々について綴ります。

悪夢

2025-02-24 13:54:33 | 日記

わたしは船上にいる。どうやら港に停泊中のクルーズ客船のようだ。

周りを見渡しても、知った顔は誰一人いない。それなのに、わたしは妙にはしゃいで、いろいろな人と談笑したり、ふざけ合ったりしている。

わたしはたまたま港を散歩していたときにこの船を見つけ、ひょんなことからその船のパーティに飛び入り参加することになったようだ。

長居をしてしまった。そろそろ船から下りないと、と思ったとたん、船が動き出した!!!

わたしは慌てて近くの乗務員に「わたしはクルーズ船の乗客ではありません。たまたま停泊中のこの船にちょっと乗ってみただけなんです。どうぞ下ろしてください。家に帰らなくちゃいけないんです」とすがったが、冷たくあしらわれてしまった。

さっきまで親しげに話をしていた他の乗客も、おろおろするわたしを見て面白がっている。まるでこの船の乗客と乗務員が結託して、わたしを困難な状況に陥れているかのようだ。

パニック状態になったわたしは、船内を走り回り、誰彼構わず「船を止めて下さい。わたしを下ろして」と懇願する。

そんなわたしを哀れに思ったのか、一人の乗務員が、「次の停泊地で下ろしてあげますから準備して」と声をかけてくれた。

わたしはその人にお礼を言い、下船口へと向かう。船がゆっくりとどこかの港へと近づき、やっと止まった。

港には赤い自転車が一台あった。これに乗れ、ということなのだろうか。

わたしはその自転車にまたがり、いち早く港から離れるために必死でこぎ出す。

自転車に乗って走っているという感覚はあるのに、街の様子はまったく目に入らないし、人っ子一人すれ違わない。

いったいここはどこ。わたしはどうすれば家に帰れるの?

血の気が引くような恐怖に襲われたとき・・・

目が覚めた。

ああ、怖かった。本当にぞっとする悪夢だった。こんなに恐ろしい夢を見たのは久しぶりだ。以前は電車から降りられなかったり、目的地に到着しないといった夢をよく見たが、船に乗っている夢は初めてだ。クルーズ旅行に行く計画もないし、現実とは何の関係もないけれど、後味の悪い夢だった。

この夢に隠された深層心理はいったい何なのだろう・・・。



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4 コメント

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Unknown (xxkaminosizukuxx)
2025-02-24 14:33:51
孤独と嫉妬

オトシガミの脳裏に浮かんだ用語

( •´д•` )ウーン、モケケ先生家族居るし寂しくなさそうだし...
現実だったらちょっと怖いけどただの夢ですね~😁👍
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オトシガミさんへ (storyteller)
2025-02-24 15:37:02
>xxkaminosizukuxx さんへ

おお、孤独と嫉妬!
実はわたしは孤独で嫉妬深い人間なのです。
やはりそうだったのか、この夢が暗示するものは・・・。
怖すぎ!
オトシガミさんの
>ただの夢ですね~
を信じることにします!!!

コメントありがとうございました♪
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Unknown (xxkaminosizukuxx)
2025-02-24 16:27:54
storytellerさん
おぉ...
ならばもっと積極的にコメントしなければ〜

I'll accept your heart〜🌸
三(*¯ ³¯*)
返信する
オトシガミさんへ (storyteller)
2025-02-24 20:57:27
>xxkaminosizukuxx さんへ

こんばんは。
今日の英語の授業は何故か疲れました。
生徒さんは真面目な良い子達なのですが、わたしの頭が
働かず空回り・・・あの悪夢のせいか!?
Oh, my mind is wandering too much...
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