くれよん日誌

北陸からの十色な日録

練習三昧

2008年01月22日 21時41分09秒 | ピアノ
勘の良い方なら、そろそろ雪月歌の仕事も把握していそうですね。
目下数ヵ月後に控える演奏会に向けて合間合い間に練習中です
今回予定しているのはChopinのバラード4番

雪月歌は秘かに『箱根駅伝の曲』

等と名づけてます。
終りの3度連続音が箱根の山かなぁ~~~?
山ノ神降臨するかどうかは、まだ分かりません

実は以前にも弾いたことあるので、以前のクセがなかなか抜けなくて困っているんですよね

ピアノはマラソンにも似ているのですが、(途中で力むと絶対ブレーキングしちゃう)細部の手直ししていると、フィギアスケートにも似てるかな?と思っちゃいます。

出だしがまたむずい
クリアーで綺麗な音というのが、とっても苦手なのでここは弾き込むしか手がありません。
ある程度弾き込んでおけば、後はピアノ自身が歌う力を持っているのを祈るだけ
1~3P目までは延々ゆったりした流れですが、3P目後半から歌うフレーズがやってきて左右のコントロールが難しくなってきます。
4P目からは右和音の中にあるフレーズを浮き立たせて歌わなくちゃならないのですが、これまた大変
攣らないように要注意、その中でも強弱をつけたいのでここも部分的弾き込みが欠かせません。
5Pからは左のオクターヴ連打・・・右の指使いが多少狂っていたのとges音が外れていたので、直し作業に入っています。
後半低音から高音への駆け上がりもきっちり部分練習しないと危ない箇所。
左3指直しも昨日発見・・・・ぎゃぁ
その後の細かな交互音は次ぎへの切り替えで止まらずに行く為、ここもまだ練りも込みが足りません。
6P目・・・1,2個和音ミスがあったので覚え直し作業です。
この辺はバラード2番を持ってこればなんとなく出来るんだな。
7P目・・・ふっここの右回転がジャストミートしないんだよう くっそぉ~~~あきらめないぞーー
8Pにかけての右6度音連打駆け下りは、どうしても攣りそうになるので3指と4指の使い分けをすることに昨日決めました。
個人的意見で言うならas音とes音を4指にして、他は3指で駆け下りた方が上手くいきそうです。
(それでも上手くいかないので黒鍵は4指に置き換える試みをしているところ。ミス無しに降りる事も出来るのですが、どうやったらミス無しだったのか?自分で把握仕切れていないってのが大問題)
これも身体に馴染むまで繰り返し練習が要求されます。
9Pの細かなフレーズも美しさを要求されるので、納得出来ない段階
でも中盤の唄は不気味さが漂っていて雪月歌的にはとっても好きな場面
バラードの3番のテクを使えます。
10P実は苦手な分散に加えて右の10連符と3連符の歌がやってきて外れやすいったら、手が浮き上がらないように低く抑えないと失敗の可能性大
左低音の支えも大切です。
11P~12Pは割りに落ち着いてきているので、このまま練習を積めばOKじゃないかな?
13P目左一箇所歩きが難しくて指が引っ掛かりそうになる箇所があり、要注意
オクターヴ展開は腕に妙な力が入らない限り大丈夫
14P目、和音連打がパワーダウンしないようにがっちり掴みながら的に当てていくのが、また大変
絶え間なく打ち込まれるをジャストミートで返さなくちゃならない感じ。
その後のPP場面が実はいっちゃん苦手だったりもする。
筋力のギアチェンジがなかなか・・・・
15Pいよいよ箱根の山登り
細かな連打を42指から32指に替える作業がまだ完璧に逝きませぬ。
ここで滑奏と5指使いが鍵を握ります。出来なきゃ滑落
たとえ登り切ったとしても、その後の急降下で油断できません。
左音が頼りなので、会場によって聞き取りにくいと大苦戦します。
15P終りからまたもや峠を一気に2度駆け上ります。
ね?・・・箱根駅伝でしょう?
後はこれまた苦手な分散が左に来つつ、再度の登り
頂点で力強く跳ね上がって今度は急勾配を下り降ります。
最後の登りを右がするのを待ち構えて左も共に駆け下ります。
ここも6拍子を数えてないとアクセントを見落とすんだな。
ラスト、体力的にも余裕が無い雪月歌なので身体全部の比重をかけて4っつの和音をぶち込みます。   
リフト的にも限界ぎりぎり
もうちょっと体力的に余裕があればリストも楽なのになぁ~
見た目と正反対に男性のような弾き方を得意とするので、かなり体力を鍛えないとなかなか上手くいかないものなのさ~~~

苦闘を知ればまた、ただ聞いているよりも面白いかもね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする