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としまえんの とんがっていた広告

2020年02月04日 14時47分00秒 | 日記

としまえんが閉園するニュースを
聞いて思い出したこと。。。

わたし、広告の仕事を90年代に
していましたが、
すぐ思い出したのは、
このとしまえんの広告です。

新聞広告で15段
確か、朝日広告賞ぐらいは
取られているはず。
広告を作る仕事をしていた人
なら、知らない人はいない。

わたしは、大阪在住で
東京の遊園地のことなどは
全く知らないのに、
ディズニーランドとこの
としまえんだけは知ってますから。

1990年4月1日掲載

コピーの一部↓

・だまされたと思って、いちど
来てみてください きっとだまされた
自分に気づくはず。
・楽しくない遊園地の鏡として
有名な豊島園は、ことしも絶好調。
・つまらない乗物をたくさん用意して、二度と来ない貴方を心からお待ちしてます。
・大きけりゃ、いいってもんじゃない。見かけだおしのフライング・パイレーツ
・サイテー。 おろせ! 金返せー。
つまんなーい。ぜんぜん恐くなーい!
・各方面から非難殺到! 異口同音に「情けない!」
・不快!!サイクロン。
・子供: パパー。早くお家に帰ろうよ。 
・ お父さん:来るんじゃなかった!
・「今日は4月1日です」

という具合で、笑ってしまう
でしょ🤣🤣
エイプリルフールだからといって
ここまで ちまたのささやきを
書いてしまうなんて。
コピーライターさんと
としまえんの度胸に拍手👏

ディズニーランドに時代の流れで
集客数はかなわず、遊園地としての
プライドも捨て、
そして退路も断つ覚悟を感じて
すごく面白かった。
笑いだけでは済ませられない
開き直りだけど、
笑いのわかる人が、
としまえんにいるんだなと
大阪にいながら思ってました。

その他にも
1993年





93年は、バブル崩壊して
景気が悪化する中で
「祈・景気回復」、
さらに、開幕したJリーグの
人気にあやかるべく
「うらやましいぞ!Jリーグ」という
祈りやボヤキを
フライング・パイレーツの垂れ幕で訴えています🤣🤣

広告業界では、また としまえん
かと。
もうなんでもありの
本音の時代でしたね。

関東在住の今でも
わたしのイメージはここで
止まってしまっていて、
とても今回の撤退は残念なかんじでもありますが、
でもハリポタの新しい希望を
チラつかせていて
悲しませないやり方でもあるなぁと。

売り上げは、そう落ち込まず
黒字で集客出来ていたのに
やはり、楽しませる遊園地の
将来はいろいろ考えて、
また国や都の要請にも応えているんでしょうか。

あの時代、良くも悪くも
広告は楽しませる要素が
ありました。

いまや広告は、
テレビや新聞広告メインの
時代から、ネットやSNSなど
いろんな媒体に広がって 様々に変化しています。
常に手段を変えてきていますが、
どの時代もお客様にどうやったら伝わるか、考えぬくのが
大切だなぁと思います。

少し思い出した昔の
広告の
ご紹介でした。

としまえんの広告のページ
こちらから詳しく見られます↓






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