のほほん書斎(日高茂和)

老眼は調べる意味なしといふことでせうか?


先日、年に一回の不健康診断があった。

不健康状態をチェックするのが目的だから、私は「不健康診断」と呼んでいる。

48にもなると、いわゆる「老眼」の症状がでてきて、小さい文字が読みにくくなっていて、

来るべきものは来るのだと妙に感じ入っている昨今である。

さて、その不健康診断だが、検査の項目に、近視の検査はあるが、遠視の項目はない。

この歳になれば、近視は進みも治りもしないようだが、「老眼」の状態のほうが、身近にして切実な、

興味のあることがらである。

ま、老化であって病変ではないのだろうから、無くて当たり前なのかもしれない。
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