写真のイノシシは正当な手続きを経て狩猟されたものを専門家が調理している丸焼きである。コロナ前に参加した長崎県波佐見町であったイベントでふるまわれたものだ。
豚肉みたいな感じで美味しかった。
全国的に、イノシシが増えていて、農業被害が深刻とのこと。
知り合いの農家の人からも、イノシシに田畑がやられた話を聞くことがある。
また、飼い犬を殺されたり、走行中の車に体当たりされて廃車の憂き目にあった人もいる。私自身も、県道の脇や城跡の公園などでタケノコを掘ったりエサを物色して土を掘り返したりした跡を何回も見ているし、収穫前の稲田を体に付いたダニなどを落とすために転がりまわって稲をなぎ倒しているのを何回も見ている。
イノシシたちも生きるのに必死なのだろうが、人間の立場からは攘猪を決行し、農作物を保護しなければならない。
害獣対策の必要な現代は尊農攘猪の時代となった。