◆おごらるっ・・・叱られる
【用例】
当時はクソジンジめ!(クソ爺め!)と思ったに違いないのだが、今思えば、ああいいうジンジ(爺)が居たのはよかったなと思うし、あの時 おごられた ことは自分のためになったのではないかとも思う。
・・・中学生の時、仲間と道に落ちている石ころを拾って川に投げて遊んでいた。高いところから投げていたのではないので水切りではなく何かを狙って投げていたのだろう。そこに通りがかった今の自分くらいの歳のジンジ が近づいてきて、川に石が溜まれば流れに支障がおきたり、浚えるための工事をしなければならなくなるからやめろという。
小石のことだからささいなことで、それくらいというようなことではある。
しかし、今思えば、自分がやっていることの因果を知れと、大きく道を誤らないようにという高度な説法だったような気がする半世紀近く前の思い出である。