巻き寿司には郷愁を感じてしまう。 そして、ほんわかと胸が熱くなるのを感じる。 小学校に通っているころは、運動会は家庭でも一大イベントで、正月みたいに料理をつくって、近所におすそ分けしたりして、大さわぎだった。 そして、海苔や卵で巻いた巻き寿司をつくってくれていた。 普段の日はあまり食べないものだけに、記憶が運動会と結びつくのだろう。 歳を追うごとに、親の恩が身にしみる。 これからは、しょっちゅう巻き寿司を食って、感謝の気持ちを暖めたい。