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のほほん書斎(日高茂和)

風の前奏曲

実在したタイの伝統楽器であるラナート奏者の生涯を描いた物語だ。

それぞれの国に、伝統の文化があって、伝統の音楽があるのを垣間見られて興味深い。
音楽そのものと演奏シーンが素敵だ。

この映画での演奏者たちは、太平洋戦争のときに、時の政治の方針から、演奏禁止の弾圧を受けるが、彼らは屈しない。

日本でも明治維新の頃は極端な欧化政策がとられ、仏教を含めて従来の文化に弾圧があり、昭和の戦争ではもっと露骨に思想や言論や文化への統制があったのはご存知のとおりだ。

しかし、「精神の自由」への圧力は、人間と人類の成長を阻むし、「精神の自由」はまた圧力に阻まれるものではないということは、すでに実証済である。
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