いにしえの道の邊(べ)に咲くつわぶきは幾代輪廻し季節告げしか・・・・・彼岸花のように、毎年時期が来ると同じ場所で咲く花に輪廻転生を重ねる。塩田川沿いの長崎街道をちょっと歩いた。「千石井堰」という名の取水口があった。苦労して開鑿したあとの実りへの先人の希望を感じた。