広島と長崎に投下された原爆をテニアンまで運んだ後に日本海軍の潜水艦に撃沈された米海軍戦艦の実話再現譚。さまざまな立場でさまざまな見方ができ、さまざまな感想を抱くであろう映画だった。
私にはラスト直前の、両艦艦長の短時間の接触に、精神性の高い「武士は相身互い」のこころを感じ、涙した。そして、ある逸話を思い出した。
日露戦役の時、乃木将軍は、降伏したステッセル将軍との会見時に、通常は降伏将兵は武装解除されるところを、武士同士の会見であるとして露軍の将たちに帯剣を許し、その名誉を汚すことを潔くしなかったという。
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