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のほほん書斎(日高茂和)

きれいになったが、寂しくなった気もする長崎港

子供のころだから、昭和四十年代の記憶について書きます。

そのころの長崎港の思い出は、黒く濁った海の色です。

福江のきれいな海を出航して長崎港に入港しはじめると、海が汚くて見るたびに

驚いていたものです。

そのころは、大波止桟橋から見た稲佐山方向の岸壁には、日の丸を船首の両脇に描いた大

きな漁船がびっしりとまっていた記憶があります。

おそらく、出航したら数日は帰ってこれない海域での漁に従事する漁船だったのだと思います。

どこで、どういう漁をしていたかを知っている方がいたら教えてくださるとうれしいですね。

さて、さまざまな公害問題からの反省から、規制や自主努力が実って、十年、二十年かけて、全国の海や川がきれいになってきました。

下水道の普及からも、よい効果を得たことと思います。

用があって、ひんぱんに長崎港からジェットフォイルや、九商フェリーや、五島汽船のフェリーさくらに乗りますが、いつも車を停める川沿いの駐車場から歩きながら眺める水中に透けて見える「牡蠣伏せ」(岩に貼り付いた牡蠣)を見ながら、いつもここに書いたようなことを思い出します。
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