スエットのほうは家着だから、不自由を我慢して穿いているが、運動用はどうにもならないので、適当に針と糸で裾上げして使っている。
すでに、私の足の長さが日本人の平均の足の長さを大幅に下回ってしまったのだろう。平均以下もけっこういるのだから、ぜひとも「短足仕様」を販売してほしいものだ。
思えば小学二年ぐらいまでは、畳の間に正座してご飯を食べていた。
いわゆる団塊ジュニアさんたち以降の世代の足が長いのは、畳の上での生活時間が短いからだと言う説がある。すでに消費ターゲットはそちらに移っているようだ。
ある人から聞いた話だが、昭和三十八年生まれ(私も)の世代が、舗装されていない道路や改修前の自然の姿の川を知っている最期の世代だという。
確かに正座してご飯を食べていたころは脇道は舗装されていなかったような気がする。また、河川改修工事前の曲がったり場所によって流れや深さが違う川でもよく遊んだ。
同じ場所でも、現在の景色と違う景色を思い出せるというのは、なんだかドラマを持っているようで面白い。
短足を歎息しながら、白黒ともセピア色ともなって、いつか見た風景が脳裏に浮かんでくる。
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